「墨俣桜まつりって、いつ行けば一番きれいなの?」「車で行きたいけど駐車場はあるの?」——岐阜・大垣の春を代表するこのお祭りを前に、そんな疑問を抱えている方は多いはずです。犀川堤に約800本の桜が3.7kmも続き、その先には秀吉が築いたと伝わる墨俣一夜城がそびえる。写真で見ると確かに美しいけれど、いざ行くとなると開催期間や屋台の日、夜のライトアップ時間まで知っておきたいことだらけですよね。
結論から言うと、墨俣桜まつりは「昼の桜トンネル」と「夜のライトアップ」で表情がガラリと変わる、一日いても飽きないお花見スポットです。2026年は3月25日(水)から4月12日(日)まで開催され、屋台やステージが集まる催し日は4月4日(土)。この日を軸に計画を立てると、桜も賑わいも両方楽しめます。
この記事では、岐阜に何度も足を運ぶ案内人の目線で、墨俣桜まつりの見どころ・一夜城の歴史・ライトアップ・屋台・アクセスと駐車場、そして失敗しないための注意点までまるごとお伝えします。読み終えるころには、あなたの「いつ・誰と・どう回るか」がはっきり決まっているはずです。
- 2026年の開催期間と、屋台が出る催し日(4月4日)の楽しみ方
- 墨俣一夜城の歴史と、最上階から眺める桜トンネルの絶景
- 夜桜ライトアップの点灯時間と、混雑を避ける時間帯
- 車・電車別のアクセスと、さい川さくら公園駐車場の協力金情報
墨俣桜まつりとは?犀川堤に咲く約800本の桜トンネル

墨俣桜まつり(すのまた桜まつり)は、岐阜県大垣市墨俣町の墨俣一夜城址公園と犀川堤一帯で毎年春に開かれるお花見イベントです。長良川の支流・犀川の堤防沿いに約800本のソメイヨシノが約3.7kmにわたって連なり、満開期には頭上を桜が覆う「桜のトンネル」が出現します。お城を背景に桜並木が続く構図は、岐阜県内でも屈指のフォトジェニックなお花見スポットとして知られています。
2026年の開催期間と、賑わいのピーク「催し日」
2026年のすのまた桜まつりは3月25日(水)から4月12日(日)まで、約3週間にわたって開催されます。期間中はずっと桜並木とぼんぼりを楽しめますが、屋台やステージイベントなど「お祭りらしい賑わい」が集中するのは催し日の4月4日(土)10:00〜14:00です。この日は一夜城址公園内で商工会のバザーやお茶席、ステージイベントが行われ、家族連れで一段と賑わいます。桜の見頃と催し日が重なる年は大変な人出になるため、ゆっくり桜を眺めたい方は平日や早朝を、賑わいを楽しみたい方は4月4日を狙うのがおすすめです。なお桜の開花は年によって前後するので、訪問直前に開花状況を確認しておくと安心です。
会場はどこ?犀川堤と一夜城址公園の位置関係
会場は大きく分けて「犀川堤の桜並木」と「墨俣一夜城址公園」の2つです。犀川堤にぼんぼりや花見小屋が立ち並び、桜のトンネルを歩いて抜けると、その先に天守風の墨俣一夜城(歴史資料館)が現れる——という導線になっています。堤防沿いは平坦で歩きやすく、ベビーカーや年配の方でも無理なく散策できるのが魅力です。ただし全長3.7kmすべてを往復すると7km超になるので、体力に合わせて「一夜城周辺だけ」「太閤出世橋まで」など区間を区切って歩くのが現実的。トイレや屋台が集まるのは一夜城址公園周辺なので、ここを拠点に往復するルートが使いやすいです。
800本3.7kmはどれくらい?スケール感を数字で
「約800本・約3.7km」と聞いてもピンと来づらいので、感覚に置き換えてみましょう。3.7kmは大人の徒歩でおよそ45〜50分の距離。その間ずっと桜が途切れず続くと考えると、規模の大きさが伝わるはずです。岐阜県内の桜名所は山あいの一本桜やお城の桜が多いなか、墨俣はフラットな堤防に延々と桜が並ぶ「並木型」の名所。歩いても歩いても桜が続く感覚は、ここならではです。川面に映る桜や、堤防から見下ろす菜の花とのコントラストも見どころで、カメラを持って歩けば飽きることがありません。
墨俣の桜並木は「川の堤防」に植えられているため、川風が桜を揺らし、満開後半には花びらが舞う「桜吹雪」と「花筏(はないかだ)」が楽しめます。満開ジャストよりも、満開から数日後の散り始めを狙うと、川面を流れる花びらの絨毯という別の絶景に出会えます。
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秀吉が一夜で築いた城を背に咲く桜|墨俣一夜城の見どころ
墨俣桜まつりの主役は桜だけではありません。桜並木の先にそびえる墨俣一夜城こそ、このお祭りを唯一無二にしている存在です。「一夜で築かれた城」という伝説と、その天守風の建物から眺める桜トンネルは、ぜひ体験してほしい見どころ。ここでは城の歴史と、現在の歴史資料館の楽しみ方を紹介します。
「一夜城」伝説の正体|秀吉出世の原点
墨俣一夜城は、永禄年間(1560年代)の織田信長による美濃侵攻のさなか、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)がわずかな期間で築いたと伝わる城です。信長が家臣に敵地・墨俣への築城を命じたものの、佐久間信盛も柴田勝家も失敗。そこへ藤吉郎が名乗りを上げ、木曽川の上流であらかじめ材木を加工し、筏に組んで川に流し、現地で一気に組み上げる——いわば「プレハブ工法」で短期間の築城を成し遂げたとされています。野武士・蜂須賀小六ら川並衆の協力があったとも伝わります。実際には数日かかったという記録もありますが、敵中での築城としては驚異的な速さ。この城を足がかりに信長は美濃を攻略し、秀吉は出世の階段を上り始めました。桜の下に立つこの城は、まさに「出世の城」なのです。
📜 歴史メモ
現在建っている天守風の建物は、史実の砦そのものではなく、1991年に「大垣市墨俣歴史資料館」として整備されたもの。当時の砦は柵と櫓を組んだ簡素なものだったと考えられており、立派な天守はあくまで観光・展示用の再建です。「一夜城」のロマンを味わいつつ、史実とのギャップも知っておくと見方が深まります。
墨俣一夜城(歴史資料館)の入館料と展示
城の内部は「大垣市墨俣歴史資料館」として公開されており、入館料は一般200円、18歳未満は無料とリーズナブル。館内では秀吉の出世物語や墨俣築城にまつわる資料、墨俣の歴史を学べる展示が並びます。開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)で、桜の満開時には20:00まで開館を延長する日もあります。定休日は月曜(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日、年末年始ですが、桜まつり期間中は臨時開館されることが多いので、桜と一緒に城も楽しめます。200円で歴史も絶景も味わえるので、桜並木を歩いたら立ち寄らない手はありません。
| 住所 | 〒503-0102 岐阜県大垣市墨俣町墨俣1742-1 |
| 電話番号 | 0584-62-3322 |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(入館16:30まで/桜満開時は20:00まで延長あり) |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合翌日)・祝日の翌日・年末年始(桜まつり期間中は臨時開館あり) |
| 入館料 | 一般200円/18歳未満 無料 |
| 駐車場 | さい川さくら公園駐車場を利用(普通車約320台) |
| 公式サイト | 大垣市公式サイト |
最上階から眺める「桜トンネルの俯瞰」が最高の理由
一夜城に登る一番の理由は、最上階から眺める景色にあります。地上から桜並木を歩くのも気持ちいいですが、城の上から見下ろすと、犀川堤に沿って延びる桜のラインがひと目で見渡せ、まるでピンクの帯が大地を縫っているよう。晴れた日には伊吹山や濃尾平野まで見渡せ、桜・川・お城・山並みが一枚に収まる絶景が広がります。混雑する催し日でも、城内に入れば人の流れから少し離れてゆっくり眺められるのもポイント。入館料200円でこの眺めが手に入るのは、コストパフォーマンスの面でも見逃せません。三脚は混雑時に使えないこともあるので、手持ちでサッと撮れる準備をしておきましょう。
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夜こそ本番?ぼんぼりとライトアップが描く幻想の夜桜

墨俣桜まつりは昼だけのお祭りではありません。日が落ちると犀川堤にぼんぼりが灯り、一夜城がライトアップされ、昼とはまったく別の表情を見せます。「お城+夜桜」というこの土地ならではの組み合わせは、ぜひ一度は体験してほしい時間帯。ここでは点灯時間と楽しみ方、そして注意点をまとめます。
ライトアップの点灯時間と、ライトアップされる場所
夜のメインはぼんぼりとライトアップです。犀川堤のぼんぼりはおおむね18時ごろ〜22時に点灯し、墨俣一夜城と太閤出世橋北詰の桜は22時までライトアップされます。暗闇に浮かび上がる白い城と、足元を照らすぼんぼりの灯りに照らされた桜並木は、昼の華やかさとは違うしっとりとした美しさ。特に城をバックにした夜桜は、川面にも灯りが反射して幻想的です。桜が満開の時期には一夜城の開館も20時まで延長される日があり、ライトアップされた城内から夜桜を見下ろすこともできます。点灯は日没後なので、夕方に着いて昼の桜を見てから夜まで粘る「ハシゴ鑑賞」が満足度高めです。
「ライトアップを見よう」と16時ごろに着いても、ぼんぼりの点灯は18時ごろから。日没前後の1〜2時間は意外と手持ち無沙汰になりがちです。夕方に着いたら、明るいうちに城に登って桜トンネルを俯瞰し、暗くなるのを待って夜桜へ——という流れにすると、待ち時間が”楽しみ”に変わります。夜は川沿いで冷え込むので、一枚羽織るものを忘れずに。
太閤出世橋から望む「城と桜と灯り」の構図
夜桜の撮影や鑑賞でぜひ立ち寄りたいのが太閤出世橋です。その名のとおり秀吉の出世にちなんだ橋で、北詰の桜がライトアップされるため、橋の上からは城・桜・水面の灯りが一直線に揃う構図が狙えます。昼間は橋から犀川越しに桜並木とお城を見渡せ、夜はライトアップで一段とドラマチックに。橋を渡って対岸から城を眺めると、また違った角度の写真が撮れます。混雑時は橋の上での立ち止まり撮影が難しくなるので、三脚を使いたい人は人出の少ない平日夜が狙い目。歩行者の通行を妨げないマナーも大切にしたいところです。
昼と夜、どっちがいい?目的別の選び方
結論を言えば「両方見られるなら両方」ですが、時間が限られるなら目的で選びましょう。家族連れや、屋台・バザーの賑わいを楽しみたいなら昼、特に催し日の4月4日がベスト。一方、静かに桜を味わいたい大人デートや写真重視なら、断然夜のライトアップがおすすめです。昼は人も多く活気がある分ゆっくり感は薄れ、夜は人出が落ち着き、灯りに浮かぶ桜と城をじっくり堪能できます。実は地元の人ほど「夜のほうが墨俣らしい」と言うほど。昼の華やかさと夜の幻想、どちらを軸にするかで満足度が大きく変わります。
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屋台やバザーはいつ出る?お祭りグルメの楽しみ方
お花見の楽しみといえば屋台グルメ。墨俣桜まつりにも屋台やバザーが登場しますが、「いつ行っても出ている」わけではない点に注意が必要です。ここでは、屋台・バザーが集中する日と時間、そして失敗しないための立ち回りを紹介します。
屋台・バザーが集中するのは催し日の4月4日
墨俣桜まつりの屋台やバザーは、催し日である2026年4月4日(土)に一夜城址公園内へ集中します。この日は10:00〜14:00を中心に、商工会のバザーやお茶席、ステージイベントが開かれ、飲食の出店も賑わいます。逆に言えば、催し日以外の平日などは出店が少なかったり、出ていなかったりすることもあります。「桜を見ながら屋台で食べ歩きたい」という方は、必ず催し日に合わせて訪れるのが鉄則。確実に屋台を狙うなら、混み合う前の11時前後に到着しておくと、行列を避けつつ品揃えも豊富なタイミングで楽しめます。
「桜まつり開催中=いつでも屋台が出ている」と思い込み、平日に行ったら出店がほとんどなく、子どもが楽しみにしていた屋台グルメにありつけなかった——というのは墨俣で起こりがちな失敗です。屋台・バザーは催し日(2026年は4月4日)に集中します。屋台目当てなら、開花状況より先に「催し日かどうか」をカレンダーで確認してから予定を組みましょう。
お茶席とステージで味わう、地域のあたたかさ
墨俣桜まつりの催し日は、いわゆる縁日的な屋台だけでなく、地域色の濃いプログラムが魅力です。お茶席では桜を眺めながら一服でき、ステージでは地元の団体による発表や演奏が行われます。大都市の大規模花見イベントのような派手さはありませんが、その分、地元の人たちが手づくりで盛り上げるあたたかい雰囲気が漂います。バザーでは地元の味や品が並ぶこともあり、観光地化しすぎていない素朴さがこのお祭りの良さ。子ども連れなら、桜の下でお茶席を体験させてあげるのも、ちょっとした思い出になります。
食べ歩き前に知っておきたいゴミとマナー
屋台グルメを楽しむうえで意識しておきたいのが、ゴミとマナーです。河川敷の桜まつりはゴミ箱が限られていることが多く、出たゴミは持ち帰りが基本になる場面もあります。レジ袋を一枚持っておくと、食べ歩きの後始末がスムーズ。桜の根元はデリケートなので、レジャーシートを敷く際は根を傷めない場所を選び、場所取りで通路をふさがない配慮も大切です。混雑する催し日は、ベンチや座れる場所が限られるため、折りたたみの簡易チェアがあると休憩が楽になります。気持ちよくお祭りを楽しむために、来たときよりきれいにして帰る——そんな心づもりで臨みたいですね。
車?電車?墨俣桜まつりへのアクセスと駐車場の正解

墨俣桜まつりで多くの人がつまずくのが、アクセスと駐車場です。会場は鉄道駅から少し離れた立地で、桜のピーク時には周辺道路が混み合います。ここでは車・電車それぞれの行き方と、駐車場の協力金、そして「停められなかった」を防ぐコツをまとめます。
車でのアクセス|最寄りICと所要時間
墨俣は車でのアクセスが基本のエリアです。最寄りは名神高速道路の安八スマートICで、会場まで約15分。岐阜羽島ICからは約20分、大垣ICからは約30分が目安です。名古屋方面からも京都・大阪方面からも名神でアクセスしやすく、ドライブ旅の途中に立ち寄りやすい立地です。ただし桜の見頃と催し日が重なる週末は、会場周辺の道路や駐車場入口で渋滞が発生します。カーナビは「さい川さくら公園」や「墨俣一夜城」を目的地に設定し、早め(午前中の早い時間)の到着を心がけると、渋滞のストレスを大きく減らせます。
メインの駐車場「さい川さくら公園」と協力金
車で訪れる場合のメイン駐車場が、犀川沿いの「さい川さくら公園駐車場」です。普通車約320台、中大型車約20台を収容できる大きめの駐車場で、通常時は無料ですが、桜開花期間中は桜まつりの協力金として普通車500円、中大型車・大型車1,000円が必要になります。会場至近で台数も多いため第一候補ですが、満開の週末は午前中で満車になることも珍しくありません。満車時に備えて、周辺の臨時駐車場や別ルートも頭に入れておくと安心です。駐車場の開錠は朝9時ごろからなので、それより極端に早く着いても入れない点には注意しましょう。
満開かつ催し日の昼ごろに到着し、さい川さくら公園駐車場が満車。周辺道路も渋滞していて停める場所を探しているうちにヘトヘト……というのは、桜のピーク時に起こりがちな失敗です。対策はシンプルで、午前中の早い時間(できれば開錠直後の9時台)に着くか、夕方〜夜のライトアップ狙いに切り替えること。日中のピークを外すだけで、駐車のストレスは大きく減ります。
電車・バスで行く方法|JR大垣駅から
公共交通で訪れるなら、JR大垣駅が起点です。大垣駅南口の名阪近鉄バスのりばから岐垣線に乗り、「墨俣」バス停で下車、そこから徒歩約12〜16分で会場に着きます。バスは本数がそれほど多くないため、事前に時刻表を確認しておくのが安心。運転を気にせずお酒を楽しみたい人や、渋滞・駐車場探しのストレスを避けたい人には、電車+バスは有力な選択肢です。徒歩区間が10分以上あるので、歩きやすい靴で出かけましょう。帰りの夜便は早めに終わることもあるため、ライトアップを最後まで見るなら帰りの足を先に確認しておくと安心です。
【ぎふ旅手帖調べ】アクセス手段まるごと比較
どの行き方が自分に合うのか、車と公共交通の特徴を一覧にまとめました。料金や所要時間は2026年時点の目安です。
| アクセス手段 | 所要時間の目安 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 車(安八スマートIC) | ICから約15分 | 駐車協力金 普通車500円 | 家族連れ・ドライブ旅 |
| 車(大垣IC) | ICから約30分 | 駐車協力金 普通車500円 | 大垣市街と合わせて観光 |
| 電車+バス(JR大垣駅) | バス約25分+徒歩約12〜16分 | バス運賃のみ | 運転を避けたい人・お酒を楽しむ人 |
桜だけじゃない|墨俣宿の宿場町さんぽと周辺の楽しみ
せっかく墨俣まで来たなら、桜と城だけで帰るのはもったいない。墨俣は江戸時代に「美濃路」の宿場町として栄えた歴史ある町で、古い町並みや史跡が点在しています。桜の合間に少し足を延ばすだけで、旅の満足度がぐっと上がります。
美濃路・墨俣宿の宿場町を歩く
墨俣一夜城から南へ少し歩くと、江戸時代の宿場町「墨俣宿」の面影が残るエリアに出ます。美濃路は東海道と中山道を結ぶ脇街道で、墨俣はその宿場のひとつとして賑わいました。本陣跡や脇本陣の門など、当時を物語る史跡が点在し、歴史好きにはたまらない散策コースです。脇本陣は明治24年(1891年)の濃尾震災で倒壊したものの、その後再建され、宿場町の構造を今に伝えています。桜の華やかさとは対照的な、静かで落ち着いた町並み。にぎわう一夜城周辺から一歩入るだけで、時代をさかのぼったような空気を味わえます。
桜さんぽの合間に味わう墨俣のグルメ
歩き疲れたら、地元の味でひと休み。墨俣には創業50年以上の食事処「やちぐさ」など、一夜城の景観を眺めながら食事ができるお店があり、旬の食材を使った日本料理を味わえます。お祭りの屋台グルメも楽しいですが、ゆっくり座って食べたい人や、年配の方と一緒のときは、こうした落ち着いたお店を一軒押さえておくと安心です。桜のピーク時は飲食店も混み合うため、ランチタイムをずらすか、事前に予約や営業時間を確認しておくのがおすすめ。混雑する屋台エリアを離れて、墨俣の食文化に触れてみるのも、旅の良いアクセントになります。
半日コース?一日コース?モデルプランの組み立て方
墨俣桜まつりは、滞在時間に合わせて柔軟にプランを組めるのが魅力です。半日なら「さい川さくら公園に駐車→犀川堤を散策→一夜城に登って俯瞰→近くで昼食」で十分満喫できます。一日かけるなら、午前に桜と城を楽しみ、昼食後に墨俣宿の宿場町さんぽ、そして夕方からライトアップの夜桜へ——という昼夜通しの欲張りプランがおすすめ。大垣市街の「水の都おおがき」散策や、近隣の観光スポットと組み合わせれば、岐阜の春旅としてさらに充実します。自分の体力と興味に合わせて、無理のないルートを描いてみてください。
誰と行く?シーン別のおすすめ回り方ガイド
同じ墨俣桜まつりでも、誰と行くかで楽しみ方は大きく変わります。家族・カップル・一人旅・ドライブ旅、それぞれに合った回り方を案内人目線で提案します。自分のスタイルに近いものを参考に、計画づくりに役立ててください。
家族連れ|屋台と広場でのびのび一日
子ども連れの家族には、屋台とバザーで賑わう催し日(2026年4月4日)の昼がぴったりです。犀川堤は平坦でベビーカーでも歩きやすく、一夜城址公園には広場もあるため、子どもが走り回っても安心。屋台グルメやお茶席、ステージイベントと、子どもが飽きない要素が揃っています。注意したいのは、ピーク時の混雑とトイレ・駐車場。午前中の早い時間に到着して場所を確保し、昼前に屋台を回るのが快適に過ごすコツです。城は入館料が18歳未満無料なので、家族で歴史を学ぶ機会にもなります。お昼寝や休憩を挟みながら、無理のないペースで回りましょう。
カップル|夜桜ライトアップでしっとりデート
カップルなら、断然夜のライトアップがおすすめです。ぼんぼりに照らされた桜並木を二人で歩き、太閤出世橋から城と夜桜を眺める——昼の喧騒が落ち着いた夜は、ロマンチックな雰囲気にぴったり。「出世橋」という縁起の良い名前も、二人の門出にちなんで縁起担ぎになります。夜は冷えるので、あたたかい服装と、できれば温かい飲み物を用意しておくと快適。人出が落ち着く平日の夜なら、写真もゆっくり撮れて、静かな桜の時間を満喫できます。ライトアップは22時までなので、時間に余裕をもって出かけましょう。
一人旅・歴史好き|城と宿場町をじっくり
一人旅や歴史好きの方には、墨俣一夜城と墨俣宿をじっくり巡るコースが響きます。秀吉の出世伝説に思いを馳せながら城に登り、最上階から桜と濃尾平野を眺める。そのあと宿場町の史跡を歩けば、戦国から江戸へと続く墨俣の歴史を体感できます。一人なら時間配分も自由自在。混雑を避けて早朝や平日に訪れれば、桜並木を独り占めするような贅沢な時間も。カメラを片手に、自分のペースで歴史と桜を味わう——そんな静かな旅にこの場所はよく合います。歴史資料館の展示をじっくり読み込むのも、一人旅ならではの楽しみ方です。
📝 シーン別おすすめ早見メモ
- 家族連れ:催し日(4/4)の昼/屋台・広場・お茶席で一日
- カップル:平日夜のライトアップ/太閤出世橋からの夜桜
- 一人旅・歴史好き:早朝・平日/城と墨俣宿をじっくり
- ドライブ旅:安八スマートICからサッと/午前着で駐車ストレス回避
まとめ|昼も夜も楽しめる岐阜・大垣の春の桜名所
墨俣桜まつりは、犀川堤に約800本・約3.7kmにわたって続く桜のトンネルと、秀吉が一夜で築いたと伝わる墨俣一夜城が共演する、岐阜・大垣を代表する春のお花見スポットです。2026年は3月25日(水)から4月12日(日)まで開催され、屋台やバザーで賑わう催し日は4月4日(土)。昼は桜トンネルと城からの絶景、夜はぼんぼりとライトアップが描く幻想的な夜桜と、一日のなかで二つの表情を楽しめるのが最大の魅力です。入館料200円で城に登れば、桜の帯を俯瞰する忘れがたい眺めにも出会えます。
📝 墨俣桜まつりの要点まとめ
- 2026年の開催は3月25日〜4月12日、屋台が出る催し日は4月4日(土)10:00〜14:00
- 犀川堤に約800本のソメイヨシノが約3.7km続く桜のトンネル
- 墨俣一夜城(歴史資料館)は入館料一般200円・18歳未満無料、最上階からの俯瞰が絶景
- 夜はぼんぼり18時頃〜22時、一夜城と太閤出世橋北詰の桜は22時までライトアップ
- 車は安八スマートICから約15分、駐車はさい川さくら公園(桜期間は協力金 普通車500円)
- 公共交通はJR大垣駅から名阪近鉄バスで「墨俣」下車、徒歩約12〜16分
- 桜だけでなく、墨俣宿の宿場町さんぽや地元グルメも合わせて楽しめる
最初の一歩は、まず「いつ行くか」を決めること。屋台と賑わいを楽しみたいなら催し日の4月4日、ゆっくり桜と城を味わいたいなら平日の昼か夜のライトアップ——あなたのスタイルに合わせて一日を選んでみてください。そのうえで、車なら午前中の早い到着、電車なら帰りのバス時刻の確認だけ押さえておけば、当日のストレスはぐっと減ります。秀吉が駆け上がった出世の地で、岐阜の春を彩る桜のトンネルを、ぜひあなた自身の目で見上げてみてください。
※開催日程・時間・料金・ライトアップ等は変更される場合があります。お出かけ前に岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」や大垣市公式サイトなど、最新の公式情報をご確認ください。

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