「岐阜市に日帰りで行くなら、どこをどう回れば1日でちょうどよく楽しめるんだろう?」——そんな疑問を持って検索された方が多いはずです。飛騨高山や白川郷ほど名前は知られていなくても、岐阜市は織田信長が天下統一の拠点にした城下町。金華山の頂にそびえる岐阜城、清流・長良川の鵜飼、格子戸の続く川原町と、半日〜1日でぎゅっと巡れる見どころがコンパクトに固まっています。
結論から言うと、岐阜市の日帰り観光は「金華山エリア(午前)→川原町・歴史さんぽ(昼)→長良川エリア(夕方〜夜)」と動くのが王道です。駅から路線バスで15分圏内に主要スポットが集中しているので、車がなくても十分に回れます。ただし、岐阜城の天守閣は2026年5月から大規模改修で休館中という見逃せない注意点があり、これを知らずに行くとがっかりしかねません。
この記事では、地元・岐阜を何度も歩いてきた案内人の目線で、料金・営業時間・駐車場・アクセスまで具体的な数字を添えた日帰りモデルコースを紹介します。ドライブ旅・家族連れ・カップル・一人旅それぞれの楽しみ方や、よくある失敗とその回避策もまとめました。最後まで読めば、岐阜市の1日プランがそのまま組み立てられます。
・岐阜市を1日で巡る王道ルートとタイムテーブル
・金華山ロープウェー・鵜飼・うかいミュージアムの最新料金(2026年)
・天守閣休館中でも楽しめる金華山の歩き方
・ドライブ/家族/カップル/一人旅、シーン別のアレンジ術
岐阜市観光モデルコースは日帰りで「金華山+長良川」の王道1日に決まり

岐阜市の観光資源は、金華山と長良川という2つの大きな軸に集まっています。この2つを午前と夕方に分け、その間に川原町と歴史さんぽを挟むのが、移動のムダがなく一番気持ちよく回れる組み立てです。まずは全体像をつかんでおきましょう。
結論|午前は金華山、夕方は長良川に振り分けるのが効率的
岐阜市の主要スポットは、金華山の麓にある岐阜公園と、長良橋をはさんだ川原町・長良川エリアに二分されます。距離にして1.5kmほど。午前の涼しい時間に金華山ロープウェーで山頂へ上がり、午後は岐阜公園・川原町を歩き、夕方から長良川エリアで鵜飼やうかいミュージアムを楽しむ——この流れなら炎天下の登山を避けられ、夜のハイライト(鵜飼)まで自然につながります。徒歩とバスだけで完結し、家族連れでも歩き疲れにくいのが利点です。逆に夕方から金華山に上がろうとすると、ロープウェーの最終便(上りは営業終了30分前)に間に合わない失敗が起きがちなので、山は午前と覚えておきましょう。
日帰りタイムテーブル|9時スタートで18時には駅へ戻れる
JR岐阜駅・名鉄岐阜駅を起点に、バス15分圏内で組んだ標準モデルが下の表です。鵜飼まで観るなら駅帰着は21時頃になりますが、温泉やグルメだけなら18時には駅へ戻れます。各スポットの所要時間はあくまで目安で、写真をじっくり撮る方や歴史好きはもう少し余裕を見てください。
| 時間 | スポット | 過ごし方の目安 |
|---|---|---|
| 9:00 | 金華山ロープウェー・山頂 | 空中散歩と濃尾平野の眺望(約90分) |
| 11:00 | 岐阜公園・歴史さんぽ | 信長居館跡・板垣退助像など(約60分) |
| 12:30 | 川原町でランチ&カフェ | 古い町並み散策と昼食(約90分) |
| 14:30 | 伊奈波神社 | 総氏神への参拝(約40分) |
| 16:00 | 長良川うかいミュージアム | 鵜飼の予習と長良川さんぽ(約60分) |
| 18:00〜 | 長良川温泉/鵜飼観覧 | 日帰り入浴 or 夜の鵜飼観覧船 |
アクセスの基本|岐阜各務原ICから20分、駅からはバス15分
車なら東海北陸自動車道の岐阜各務原ICから国道21号を西進、156号を北上して金華山麓まで約20分です。駐車場は岐阜公園堤外第1駐車場(143台・1回310円、最初の60分無料)を拠点にすると、岐阜公園・ロープウェー・川原町のすべてに歩いて回れて便利。公共交通の場合はJR岐阜駅・名鉄岐阜駅からN系統(長良橋方面)か市内ループバス左回りで約15分、「岐阜公園・歴史博物館前」「長良橋・川原町」で下車します。土日や鵜飼シーズンは駐車場が早い時間に満車になりやすいので、車派こそ朝イチ着がおすすめです。
朝イチは金華山ロープウェーで空中散歩|天守閣休館中でも山頂を外せない理由
岐阜市観光の象徴といえば、標高329mの金華山の頂にそびえる岐阜城。1日のスタートはここから上がるのが定番です。ただし2026年は天守閣が休館中という大きな注意点があるため、知ったうえで計画を立てましょう。
結論|往復1,300円のロープウェーで一気に山頂へ
金華山の頂までは、ぎふ金華山ロープウェーで約4分。料金は大人往復1,300円、小人(4〜12歳未満)往復650円です。歩いて登る登山道も複数ありますが、日帰りで時間を有効に使うなら迷わずロープウェーが正解。山頂駅からは濃尾平野と長良川が一望でき、晴れた日には遠く名古屋方面まで見渡せます。営業は通常9:00〜18:00で、上り最終便は営業終了の30分前。朝イチに上がれば人も少なく、写真もゆっくり撮れます。リス村(有料)も併設されていて、家族連れの子どもに人気です。
| 名称 | ぎふ金華山ロープウェー |
| 所在地 | 〒500-8734 岐阜県岐阜市千畳敷下257番地 |
| 電話番号 | 058-262-6784 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(上り最終は営業終了30分前) |
| 料金 | 大人往復1,300円/小人往復650円 |
| 公式サイト | ぎふ金華山ロープウェー |
2026年は天守閣が休館中|それでも山頂が楽しい3つの理由
正直にお伝えすると、岐阜城天守閣は改修工事のため2026年5月19日から2027年10月下旬まで休館中で、再開は2027年11月の予定です。資料館も同時に休館しています。「お城の中に入れないなら行く意味がないのでは」と思うかもしれませんが、それでも金華山は登る価値があります。理由は3つ。第一に、天守閣を外から見上げる姿そのものが絵になること。第二に、山頂からの濃尾平野の大パノラマは城内に入らなくても変わらず楽しめること。第三に、信長が築いた山城の地形や石垣を歩いて体感できることです。城マニアでなくても、戦国の山城の規模感は一見の価値があります。
「岐阜城に登ったのに、ロープウェーが運休日で麓から引き返した」という失敗が実際にあります。金華山ロープウェーは点検などのため6月上旬や12月〜2月にかけて運休期間が設けられることがあります。さらに天守閣は前述の通り長期休館中。出発前に必ずロープウェー公式サイトの運行カレンダーと、岐阜市公式の天守閣休館情報を確認してください。歩いて登る覚悟があるなら、運休日でも山頂へは行けます。
こんな人におすすめ|眺望重視のカップル・歴史好きの一人旅に
金華山の山頂は、夕方に上がれば沈む夕日と街明かりが重なる時間帯が美しく、カップルのデートコースに向いています。一方、戦国史が好きな一人旅なら、信長居館跡(後述の岐阜公園内)とセットで半日かけてじっくり歩くのがおすすめ。小さな子ども連れの場合は、ロープウェーとリス村だけでも十分に喜んでもらえます。山頂のリス村は入村有料で、エサやり体験ができます。山頂は売店はあるものの食事処は限られるので、本格的なランチは下山後の川原町まで取っておくのが正解です。

信長の城下町を歩く|岐阜公園と歴史さんぽで戦国にひたる

ロープウェーで山頂を楽しんだら、麓の岐阜公園へ。ここは織田信長が居館を構えた場所で、入園無料ながら見どころが詰まった、日帰り観光の中継地点として理想的なスポットです。
結論|入園無料の岐阜公園は金華山観光の拠点になる
岐阜公園は金華山の麓に広がる入園無料の公園で、ロープウェー山麓駅もこの公園内にあります。園内には信長公居館跡の発掘エリア、板垣退助の銅像、岐阜市歴史博物館、名和昆虫博物館などが集まり、散策するだけでも1時間ほど楽しめます。日本庭園や茶席もあり、立礼茶席ではお菓子付きのお茶を600円でいただけます(季節により営業時間が異なります)。トイレや休憩所も整っているので、家族連れの拠点としても安心。金華山に上がる前後の休憩・集合場所として使うと、1日の動線がすっきりまとまります。
信長公居館跡と歴史博物館|戦国の暮らしを掘り下げる
岐阜公園内では、織田信長が暮らした「信長公居館跡」の発掘調査が進められ、巨石を使った庭園や金箔瓦が出土しています。宣教師ルイス・フロイスが「地上の楽園」と評したと伝わる豪壮な館の片鱗を、現地で感じられます。隣接する岐阜市歴史博物館では、信長の楽市楽座や城下町の暮らしを体感できる常設展示があり、雨の日の避難先としても優秀です。歴史博物館は観覧有料で、特別展の有無で料金が変わるため、最新の料金は公式サイトで確認してから入るのが確実。歴史にあまり興味がない同行者がいる場合は、外の庭園散策だけでも十分絵になります。
📜 歴史メモ|「岐阜」の名は信長が名づけた
この地はもともと「井口(いのくち)」と呼ばれていましたが、1567年に斎藤氏を破った織田信長が、中国の故事にちなんで「岐阜」と改めたと伝わります。「岐」は周王朝が興った岐山、「阜」は孔子の故郷・曲阜に由来し、天下統一への決意を込めた地名だったとされます。今あなたが歩く岐阜公園は、まさにその信長の本拠地そのものなのです。
注意点|博物館は月曜休館、駐車場は午前で満車も
岐阜市歴史博物館をはじめ公園内の有料施設は月曜休館(祝日の場合は翌平日)が基本なので、月曜に訪れる場合は外の散策中心のプランに切り替えましょう。また、岐阜公園堤外第1駐車場は143台と十分な規模ですが、桜の季節や鵜飼シーズンの週末は午前中に満車になることも。満車時は周辺のコインパーキングか、思い切って公共交通に切り替えるのが賢明です。立礼茶席や一部施設は季節限定営業なので、お茶を楽しみにしている場合は開いている期間かどうか事前にチェックしておくと安心です。
格子戸が続く川原町でランチ&カフェ休憩|古い町並みのおやつ時間
歴史さんぽでお腹が空いたら、長良橋の南詰から西へ続く川原町へ。格子戸の町家が軒を連ねる風情ある通りで、ランチもカフェ休憩も叶う、岐阜市日帰り観光の「昼の主役」です。
結論|長良川の川港として栄えた町家通りを歩く
川原町(湊町・玉井町・元浜町)は、かつて長良川の水運を利用した川港として栄えたエリア。狭い間口に長い奥行きという昔ながらの日本家屋が並び、格子戸や紅殻格子の町家が今も残っています。通りそのものは散策無料で、いつ訪れても歩けます。鵜飼観覧船のりばから西へ続く数百メートルの通りには、和カフェ、町家を改装したレストラン、和傘や工芸品の店が点在し、ゆっくり歩いて30分〜1時間ほど。金華山を背景にした町並みは写真映えするので、カメラ片手の散策が楽しい場所です。
川原町は「岐阜和傘」の生産地としても知られます。実は岐阜は和傘の一大産地で、最盛期には全国の和傘の多くがここで作られていました。通り沿いの店先に並ぶ色とりどりの和傘は、開いて天井に吊るした「傘あかり」のディスプレイが人気の撮影スポット。雨の日の散策でも、しっとりとした町並みと和傘の組み合わせは絵になります。
川原町のランチ&カフェ|町家でいただく岐阜の味
川原町には、町家をリノベーションしたカフェや食事処が点在します。鮎やうなぎなど長良川の幸を出す老舗から、町家の落ち着いた空間でいただく和スイーツのカフェまで選択肢はさまざま。岐阜名物の鮎を味わいたいなら、川沿いの料理店で塩焼きや甘露煮を昼から楽しめます。カフェ休憩なら、抹茶のスイーツや地元素材のパフェが人気。週末や鵜飼シーズンの昼どきは人気店に行列ができることもあるので、確実に座りたいなら12時前の早めの入店か、予約可能な店なら事前予約が安心です。岐阜市内のグルメ全般は別記事で詳しくまとめています。

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| 名称 | 川原町の古いまちなみ |
| 所在地 | 岐阜県岐阜市湊町・玉井町・元浜町 |
| 散策料金 | 無料(店舗利用は各店による) |
| アクセス | 「長良橋・川原町」バス停から徒歩1分 |
| 公式情報 | 岐阜市観光ナビ |
注意点|駐車場が少なく、定休日もバラバラ
川原町は古い町並みゆえに、エリア内に大きな駐車場がありません。車の場合は岐阜公園の堤外駐車場に停めて歩くのが基本です。また、町家のカフェや店舗は個人経営が多く、定休日が平日に設定されている店や、不定休の店も少なくありません。「お目当ての和カフェが定休日で入れなかった」という失敗を避けるため、行きたい店があるなら事前に営業日を調べておきましょう。通り全体としては年中歩けるので、散策だけなら定休日を気にする必要はありません。
1900年の総氏神・伊奈波神社へ|帰る前に立ち寄りたいパワースポット
川原町でひと休みしたら、岐阜市民の総氏神として親しまれる伊奈波神社へ。駅へ戻る道すがらに立ち寄りやすく、参拝無料で静かに過ごせる、日帰りコースの締めにぴったりのスポットです。
結論|参拝無料・駐車場も無料の総氏神
伊奈波神社は、第11代垂仁天皇の時代に創建されたと伝わる、1900年以上の歴史を持つ岐阜市の総氏神。五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)を主祭神とし、家内安全・商売繁盛・厄除けなどのご利益で知られます。拝観は無料で、境内には約30台分の無料駐車場も完備。金華山のふもと、丘の斜面に社殿が建ち、参道の石段や木立に包まれた境内は、街中とは思えない静けさです。岐阜公園からは車で5分ほど、バスなら「伊奈波通り」下車徒歩5分でアクセスできます。
| 名称 | 伊奈波神社 |
| 所在地 | 〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通り1の1 |
| 電話番号 | 058-262-5151 |
| 拝観料 | 無料 |
| 駐車場 | 無料(約30台) |
| 公式サイト | 伊奈波神社 |
境内の回り方|本殿までの石段と神橋を味わう
鳥居をくぐると、神橋を渡り、楼門を抜けて石段を上った先に本殿があります。所要は参拝だけなら20〜30分ほど。境内には黒龍社をはじめとする境内社が点在し、ひとつひとつ巡るとご利益のテーマが異なるのがおもしろいところです。御朱印やお守りを授かりたい場合は、社務所の受付時間(8:00〜17:00目安)に合わせて訪れましょう。新緑や紅葉の季節は木立が色づき、写真好きにも見ごたえがあります。伊奈波神社のご利益や見どころは別記事で詳しく解説しているので、参拝前の予習に役立ててください。

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こんな人におすすめ|静けさを求める一人旅・厄除け祈願に
伊奈波神社は、にぎやかな観光地で歩き回ったあとに、静かに心を落ち着けたい一人旅の締めくくりに向いています。厄除けや家内安全を祈願したい人にとっては、わざわざ立ち寄る価値のあるパワースポット。境内は石段が多いので、ベビーカーや車椅子の場合は無理せず、本殿下からの参拝にとどめる選択も。夕方は社務所が閉まる時間に注意が必要ですが、境内そのものは日が落ちてからも静かに歩けます。駅へ戻る前の最後の1スポットとして、心地よい余韻を残してくれます。
夜まで楽しむなら長良川|鵜飼とうかいミュージアムで1300年の伝統に触れる
岐阜市の日帰り観光を「特別な1日」に格上げするのが、長良川の鵜飼です。1300年以上続く伝統漁を間近で観られるのは全国でも限られた場所だけ。昼間にうかいミュージアムで予習しておくと、夜の感動が何倍にもなります。
結論|うかいミュージアムで鵜飼を予習(大人600円)
長良川うかいミュージアムは、岐阜市長良にある鵜飼専門の展示施設。大人(15歳以上)600円、子ども(4〜15歳未満)300円、4歳未満無料で、1300年続く鵜飼の歴史や鵜匠の仕事を映像と展示で学べます。鵜飼を実際に観る前にここで予習しておくと、かがり火の意味や鵜の動きの見どころがわかり、夜の観覧が一段と楽しめます。営業時間は鵜飼シーズン(5/1〜10/15)が9:00〜19:00、それ以外は9:00〜17:00。長良川の河畔に建ち、館の周りを散歩するだけでも気持ちのいいロケーションです。鵜飼を観ない日帰りでも、ここだけで鵜飼の世界を味わえます。
| 名称 | 長良川うかいミュージアム |
| 所在地 | 〒502-0071 岐阜県岐阜市長良51番地2 |
| 電話番号 | 058-210-1555 |
| 営業時間 | 5/1〜10/15 9:00〜19:00/10/16〜4/30 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 10/16〜4/30の火曜(祝日は翌平日)、12/29〜1/3 |
| 入館料 | 大人600円/子ども300円 |
| 公式サイト | うかいミュージアム |
夜の鵜飼観覧船|2026年の料金は通常日4,200円から
鵜飼のクライマックスは、なんといっても夜の観覧船。開催期間は毎年5月11日〜10月15日(鵜飼休み・増水時を除く毎夜)です。乗合船の料金は2026年から通常日と繁忙日で分かれ、通常日は大人4,200円・小人2,100円、繁忙日は大人5,100円・小人2,600円。繁忙日は5/11やお盆期間、7〜9月の特定の土曜などに設定されています。かがり火に照らされた川面を、鵜匠が10数羽の鵜を操りながら鮎を獲る様子は、まさに動く時代絵巻。クライマックスの「総がらみ」では複数の鵜舟が一斉に鮎を追い込み、観覧船から大きな歓声が上がります。予約は岐阜市鵜飼観覧船事務所(058-262-0104)または公式サイトから。
「当日ふらっと行けば観られるだろう」と思って鵜飼のりばに着いたら、乗合船が満席で乗れなかった——これは夏の週末に本当に起きる失敗です。鵜飼観覧船は事前予約が基本で、特にお盆や繁忙日は早めに埋まります。さらに、増水時は当日でも中止になることがあるため、雨が続いた後は運航状況の確認を。料金も2026年から通常日・繁忙日で変わったので、予算は繁忙日料金(大人5,100円)で見ておくと安心です。
逆張り視点|実は「乗らずに岸から観る」鵜飼もある
意外と知られていないのですが、鵜飼は観覧船に乗らなくても、長良橋付近の岸辺や金華橋下流の河原から無料で眺めることができます。観覧船ほど間近では観られないものの、かがり火の灯りと鵜舟が川を下る幻想的な雰囲気は岸からでも十分に味わえます。予算を抑えたい一人旅や、小さな子ども連れで長時間の乗船が不安な家族には、この「岸から観る鵜飼」がおすすめ。観覧船に乗る前にうかいミュージアムで予習し、夜は岸から眺める——という組み合わせなら、入館料600円だけで鵜飼の世界をしっかり堪能できます。日帰りで予算とのバランスを取りたい人にこそ知ってほしい裏ワザです。
日帰りでも温泉とグルメは外さない|シーン別アレンジとコース比較
ここまでの王道コースをベースに、旅のスタイルに合わせてアレンジしましょう。長良川温泉での日帰り入浴を挟めば、1日の疲れもすっきり。最後にシーン別のおすすめと、コースの比較表をまとめます。
結論|長良川温泉の日帰り入浴で旅を締める
長良川温泉は、金華山と長良川を望むホテル・旅館が集まる温泉地。鵜飼を観る前後に日帰り入浴を組み込むのが、地元案内人のおすすめの締め方です。たとえばホテルパークでは13:00〜20:00に大人1,000円・3〜12歳500円で日帰り入浴ができ、岐阜グランドホテルでは食事付きで朝・昼800円〜、夜入浴1,000円のプランがあります(時間帯・料金は施設ごとに異なります)。鉄分を含む茶褐色の湯が特徴で、金華山を眺めながらの湯あみは格別。汗を流してから鵜飼を観れば、夜風も心地よく感じられます。日帰り入浴の最新の受付時間は各施設の公式サイトで確認してから向かいましょう。
| 名称 | 長良川温泉(日帰り入浴) |
| 所在地 | 岐阜県岐阜市湊町周辺 |
| 日帰り料金 | ホテルパーク 大人1,000円/3〜12歳500円(13:00〜20:00) |
| 公式情報 | 長良川温泉 日帰り温泉 |
シーン別アレンジ|ドライブ・家族・カップル・一人旅
ドライブ旅なら、岐阜公園堤外駐車場を拠点に金華山〜川原町〜伊奈波神社を効率よく巡り、帰りに長良川沿いをドライブして締めるのが王道。家族連れは、ロープウェーとリス村、うかいミュージアムの体験展示を軸に、歩く距離を抑えたゆるめのプランが正解です。カップルには、夕方の金華山からの夜景と夜の鵜飼観覧船を組み合わせたロマンチックなコースを。一人旅なら、信長居館跡と伊奈波神社をじっくり歩く歴史テーマや、川原町の和カフェでのんびり過ごす時間重視のプランが向いています。同じスポットでも、誰と来るかで楽しみ方が変わるのが岐阜市観光のおもしろさです。
独自データ|日帰りコース3パターンを料金で比較(ぎふ旅手帖調べ)
「結局いくらかかるの?」という疑問に答えるため、大人1人あたりの主要スポット料金を合計し、3つのモデルコースを比較しました(2026年の公表料金をもとにした目安。飲食・駐車場代は別途)。予算と時間に合わせて選んでください。
| 比較項目 | 節約コース | 王道コース | 満喫コース |
|---|---|---|---|
| ロープウェー往復 | 1,300円 | 1,300円 | 1,300円 |
| うかいミュージアム | 600円 | 600円 | 600円 |
| 鵜飼観覧船(通常日) | 岸から無料 | - | 4,200円 |
| 日帰り温泉 | - | 1,000円 | 1,000円 |
| 合計(目安) | 約1,900円 | 約2,900円 | 約7,100円 |
入場系の出費は王道コースでも3,000円以下に収まります。最も差がつくのは鵜飼観覧船(通常日大人4,200円)。鵜飼を船で観るかどうかで、1日の予算と満足度が大きく変わります。初めての岐阜市なら、思い切って満喫コースで鵜飼観覧船に乗るのがおすすめです。
まとめ|岐阜市の日帰り観光は金華山と長良川で1日が完結する
岐阜市の日帰り観光は、織田信長の城下町という歴史の厚みと、長良川の清流文化が、駅からバス15分圏内にコンパクトに詰まっているのが最大の魅力です。午前は金華山ロープウェーで山頂へ、昼は川原町でランチと町並み散策、午後は岐阜公園の歴史さんぽと伊奈波神社の参拝、そして夕方から長良川温泉と鵜飼へ——この流れに沿えば、移動のムダなく1日をたっぷり楽しめます。天守閣は2026年から長期休館中ですが、山頂からの大パノラマや戦国の山城跡は変わらず見ごたえがあり、行く価値は十分にあります。
📝 岐阜市日帰り観光のポイントまとめ
- 動線は「午前=金華山/昼=川原町/夕方〜夜=長良川」が効率的
- 金華山ロープウェーは往復大人1,300円、上り最終は営業終了30分前
- 岐阜城天守閣は2026年5月〜2027年10月下旬まで休館中(山頂の眺望は楽しめる)
- 岐阜公園・川原町・伊奈波神社は入園・拝観無料で予算にやさしい
- 鵜飼観覧船(5/11〜10/15)は要予約、2026年は通常日大人4,200円
- うかいミュージアム(大人600円)で予習すれば夜の鵜飼が何倍も楽しい
- 長良川温泉の日帰り入浴(ホテルパーク大人1,000円など)で旅を締める
まずやるべき最初の一歩は、訪問日のロープウェー運行状況と、鵜飼を観るなら観覧船の予約状況をチェックすることです。この2つさえ押さえれば、あとは表のタイムテーブル通りに動くだけ。歴史と清流が織りなす岐阜市の1日を、ぜひ気軽に楽しんでみてください。なお、料金・営業時間・運休日は変更される場合があるため、お出かけ前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。

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