「お千代保稲荷に行くなら串カツは外せないらしいけど、どのお店がいいんだろう?」「参道にたくさんお店があるみたいだけど、味や値段はどう違うの?」——そんな疑問を持って検索した方は多いはずです。
結論から言うと、お千代保稲荷(通称おちょぼさん)の参道には個性の異なる串カツ店が軒を連ねており、1本120〜130円というお財布にやさしい価格で食べ比べができます。味噌だれ・ソース・おろしポン酢と店ごとにタレが異なるので、2〜3店はしごしても1人1,000円前後で収まるのが魅力です。
この記事では、参道の人気串カツ店の特徴・メニュー・営業時間から、月末の夜参りの楽しみ方、駐車場の攻略法まで、お千代保稲荷の串カツを120%楽しむための情報をまとめました。
・参道で人気の串カツ店3店の味・メニュー・営業時間の違い
・1本120円から楽しめる注文スタイルと食べ方のコツ
・月末の夜参り限定の楽しみ方と混雑を避ける駐車場選び
・串カツ以外の参道グルメとお参りの作法
お千代保稲荷の串カツが「参道グルメの主役」になったワケ
年間120万人が詰めかける「おちょぼさん」ってどんな神社?
お千代保稲荷(千代保稲荷神社)は、岐阜県海津市にある商売繁盛・家内安全の神社です。地元では「おちょぼさん」の愛称で呼ばれ、年間約120万人もの参拝者が訪れます。名神高速道路の岐阜羽島ICから車で約15分というアクセスの良さも人気の理由で、愛知・三重・滋賀など近隣県からの日帰り参拝客が多いのが特徴です。
参道には約120軒の商店がずらりと並び、漬物、川魚の佃煮、大判焼きなど岐阜ならではの食が揃いますが、なかでも圧倒的に目立つのが串カツ店。大鳥居をくぐった瞬間に漂ってくる揚げ油の香りが、参拝前から食欲をかき立てます。
家族連れでもカップルでも一人旅でも気軽に立ち寄れる雰囲気で、参拝とセットで串カツを楽しむのがおちょぼさんの定番の過ごし方になっています。ただし、平日と週末では参道の活気がまったく違うので、「にぎやかな縁日気分を味わいたいなら週末か月末」と覚えておくとよいでしょう。
串カツ文化の始まりは参拝客への「おもてなし」だった
お千代保稲荷の参道に串カツ文化が根付いたのは、参拝客にサッと食べられる手軽な一品を提供したいという商店の工夫がきっかけです。参拝後にそのまま立ち食いできる串カツは、名古屋圏の味噌文化とも相性が良く、甘辛い味噌だれをたっぷりつけた「みそ串カツ」が参道の看板メニューとして定着しました。
現在では各店がソース・おろしポン酢・カレー塩など独自のタレや味付けを打ち出し、食べ比べ目当てで訪れるグルメファンも増えています。1本120〜130円という価格設定は昔から大きく変わっておらず、「お参りのついでに気軽につまめる」敷居の低さが、串カツ文化を支え続けています。
注意点として、参道の串カツ店は基本的に現金払いのみの店が多いです。電子マネーやクレジットカードに対応していない店舗もあるため、小銭を多めに用意しておくと安心です。
📜 歴史メモ
千代保稲荷神社の由来は約1,000年前の平安時代に遡ります。源義家の六男・義隆が分家する際に「千代に保て」と霊璽を託されたことが社名の由来。約550年前の文明年間に子孫の森八海がこの地を開墾し、社を創建しました。「千代に保つ」という願いが込められた神社だからこそ、商売繁盛を祈る参拝者が絶えないのです。
伏見・豊川と並ぶ「日本三大稲荷」の呼び声も
お千代保稲荷は「日本三大稲荷」の一つに数えられることがあります。京都の伏見稲荷大社、愛知の豊川稲荷と並び称される存在で、特に東海地方では「おちょぼさん」の知名度は抜群です。
参拝の作法が独特なのもおちょぼさんならでは。お賽銭の代わりに、参道の入口で販売されているお供えセット(油揚げとろうそくのセットで50円)を購入し、油揚げを供えてろうそくを灯すのが正式な参拝方法です。一般的な神社とは異なるこの風習が、初めて訪れた人には新鮮な体験になります。
ドライブ旅で訪れるなら、午前中に参拝を済ませてから串カツの食べ歩きに移るのが効率的です。一人旅の場合は立ち食いスタイルの店で地元の常連さんとカウンター越しに会話が弾むこともあり、ふらっと立ち寄る楽しさがあります。
参道で行列ができる人気店はどこ?|味の違いを知ればもっと楽しめる
「玉家」は金ぴかの外観と王道みそ串カツで参道の顔
東口大鳥居のすぐそばに構える「串かつ 玉家」は、金色に輝く外観がひときわ目を引くお千代保稲荷参道の看板店です。1972年(昭和47年)創業で、串カツ1本130円・どて1本130円というシンプルな価格設定。カラリと揚がった衣に甘辛い味噌だれをたっぷりつけて頬張るのが玉家スタイルです。
座敷席やテーブル席に加えて、入口付近に立ち食いコーナーがあるため、1〜2本だけサッとつまみたい人にも使いやすいお店です。週末は行列ができることも多いですが、回転は早いので10〜15分ほど待てば入れることがほとんどです。
カップルや家族連れには座敷でゆっくり食べるスタイルがおすすめ。一人旅なら立ち食いカウンターで揚げたてを次々注文するのが通の楽しみ方です。営業時間は9:00〜17:00で、月末や年末年始は深夜まで営業します。定休日は不定休なので、遠方から訪れる場合は事前に電話(0584-66-2294)で確認すると安心です。
| 名称 | 串かつ 玉家 |
| 所在地 | 岐阜県海津市平田町三郷1997 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(月末・年末年始は深夜まで) |
| 定休日 | 不定休 |
| 予算目安 | 串カツ130円・どて130円(1人500〜1,000円程度) |
| 駐車場 | なし(神社周辺の無料・有料駐車場を利用) |
| アクセス | 名神高速 岐阜羽島ICから車で約15分 |
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「大黒屋」は薄衣で肉の旨みを楽しむスタイル
参道の中ほどに位置する「串カツ 大黒屋」は、あえて衣を薄く仕上げることで肉そのものの旨みを前面に出しているのが特徴です。串カツ1本120円(ソース・みそ・おろしの3種から選べる)と玉家より10円安く、どて120円・スジ120円も同価格で楽しめます。
大黒屋ならではのメニューとして注目したいのが、シカ串カツ(カレー・塩)1本350円。ジビエの串カツを出す店は参道でも珍しく、カレー風味の衣が鹿肉の臭みを消してくれるので、ジビエ初心者でも食べやすい一品です。ほかにも、げそから1盛700円やえびフライ3本360円など、串カツ以外のフライメニューも充実しています。
営業時間は平日11:00〜15:00、土日10:30〜17:00と、平日は午後早めに閉まる点に注意してください。定休日なしで通年営業しています。家族連れにはシェアしやすいげそからやポテト盛り(300円)を追加するのがおすすめです。
| 名称 | 串カツ 大黒屋 |
| 所在地 | 岐阜県海津市平田町三郷1128 |
| 営業時間 | 平日11:00〜15:00/土日10:30〜17:00 |
| 定休日 | なし |
| 予算目安 | 串カツ120円〜(1人500〜1,000円程度) |
| 駐車場 | なし(神社周辺の無料・有料駐車場を利用) |
| アクセス | 名神高速 岐阜羽島ICから車で約15分 |
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| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
「京や」は濃厚味噌だれで地元リピーターに愛される老舗
「どて・串かつ 京や」は、濃厚な味噌だれが看板の地元密着型の串カツ店です。参道の常連客のなかには「京やの味噌じゃないと」というファンも多く、甘さとコクのバランスが絶妙な自家製味噌だれは一度食べると記憶に残ります。
営業時間は平日10:00〜15:30、土日9:30〜16:30で、定休日なし。平日は午後早めに閉店するため、ランチタイムを狙って訪れるのがベストです。玉家や大黒屋と比べると行列は控えめなことが多く、待ち時間を避けたい方にはちょうどよい選択肢です。
カップルで訪れるなら、京やで味噌串カツを味わった後に玉家やで大黒屋で別のタレを試す「食べ比べルート」が充実感があります。ただし、価格は公式サイトでの明示がないため、店頭のメニュー表で確認してください。
| 名称 | どて・串かつ 京や |
| 所在地 | 岐阜県海津市平田町三郷1788-1 |
| 営業時間 | 平日10:00〜15:30/土日9:30〜16:30 |
| 定休日 | なし |
| 予算目安 | 1人500〜1,000円程度(店頭で要確認) |
| 駐車場 | なし(神社周辺の無料・有料駐車場を利用) |
| アクセス | 名神高速 岐阜羽島ICから車で約15分 |
| Googleマップ | Googleマップで見る |
味噌・ソース・おろしポン酢、どれが正解?|タレ別の楽しみ方
王道の「みそ串カツ」は名古屋圏の食文化が生んだ参道の定番
お千代保稲荷の串カツといえば、まず試してほしいのが味噌だれです。東海地方で親しまれる赤味噌(豆味噌)をベースに、砂糖やみりんで甘辛く仕上げた濃厚なたれが、揚げたてのサクサクの衣に絡みつく瞬間は格別。衣の油を味噌のコクが受け止めて、くどさを感じさせない絶妙なバランスです。
みそ串カツは玉家・大黒屋・京やのいずれでも食べられますが、味噌だれの甘さや濃さは店ごとに微妙に異なります。玉家はしっかり甘め、京やは濃厚でコク深め、大黒屋はやや控えめでバランス型——という傾向があるので、食べ比べてみると違いがわかって楽しいです。
初めておちょぼさんを訪れる方は、まず1軒目でみそ串カツを注文するのがおすすめ。そこで参道の味の基準を作ってから、2軒目以降で別のタレに挑戦すると、それぞれの個性がより際立ちます。
さっぱり派には「おろしポン酢」で食べる大黒屋スタイル
味噌やソースは少し重たいと感じる方には、大黒屋の「おろし串カツ」(120円)をおすすめします。大根おろしとポン酢のさっぱりした酸味が揚げ物の油をリセットしてくれるので、何本でも食べ進められる軽やかさがあります。
大黒屋は衣を薄く仕上げているため、おろしポン酢との相性が抜群。肉の味がダイレクトに伝わるので、素材の質の高さを実感できます。夏場の暑い日や、すでに味噌串カツを数本食べた後の「口直し」としても重宝します。
家族連れの場合、子どもは甘い味噌だれ、大人はおろしポン酢と分けて注文するとバリエーションが出て、取り分けて楽しめます。ただし、おろしポン酢の串カツを提供している店は参道全体でも限られるため、大黒屋を見逃さないようにしましょう。
ソース派も満足|参道で楽しむ大阪スタイルの串カツ
東海地方は味噌文化が強いイメージですが、お千代保稲荷の参道ではソースで食べる串カツもしっかり人気があります。大黒屋ではソース串カツ(120円)がメニューにあり、ウスターソースのキリッとした酸味と甘みが揚げたての衣によく合います。
「味噌だれはちょっと甘すぎる」と感じる方や、大阪式の串カツに慣れている方にはソースがしっくりくるはずです。味噌→ソース→おろしポン酢の順に3本食べ比べてみるのも、参道ならではの贅沢な楽しみ方です。1本120〜130円だからこそできる、気軽なグルメ散歩です。
注意点として、大阪のように「ソース二度づけ禁止」の共用ソースポットを使うスタイルではなく、各店舗で串カツにタレをかけて提供してくれるので、衛生面が気になる方も安心して食べられます。
意外と知られていませんが、大黒屋ではシカ串カツ(350円)が食べられます。カレー味と塩味の2種類があり、ジビエに馴染みがない方でもカレー風味なら挑戦しやすい一品。岐阜県は鹿肉の消費推進にも力を入れており、参道でジビエが味わえるのはお千代保稲荷ならではです。
お千代保稲荷の串カツをもっと楽しむ食べ歩きのコツ
食べ歩きの順番は「大鳥居→参道→本殿→帰りにもう1軒」が鉄板
おちょぼさんの串カツ食べ歩きで迷わないためのコツは、ルートを決めてから歩き始めることです。おすすめは、東口大鳥居から参道に入り、まず手前の玉家で1〜2本つまんでから本殿に向かい、参拝後に大黒屋や京やに立ち寄る「往復コース」。片道約300mの参道なので、ゆっくり歩いても往復30分程度です。
帰り道にもう1軒寄って食べ比べを完了させると、3店を効率よく回れます。串カツは揚げたてが命なので、まとめ買いせず1〜2本ずつ注文してその場で食べるのが美味しく楽しむ秘訣です。
ドライブ旅で立ち寄る場合は、所要時間として参拝+食べ歩きで1時間半〜2時間を見込んでおくと余裕があります。駐車場から参道まで徒歩5分ほどかかることも計算に入れておきましょう。
「どて」を頼まないのはもったいない|串カツの最高の相棒
串カツ店に入ったら、串カツと一緒にぜひ注文してほしいのが「どて(どて煮)」です。どては牛すじ肉を赤味噌でじっくり煮込んだ東海地方の郷土料理で、1本130円(玉家)〜120円(大黒屋)で提供されています。
トロトロに煮込まれた牛すじに味噌の旨みが染み込んだ一品は、串カツのサクサク食感とは対照的。交互に食べることで味に変化が出て、何本でも食べ進められます。どては仕込みに時間がかかるため、営業終了間際だと売り切れていることもあります。確実に食べたいなら、早めの時間に訪れるのがおすすめです。
一人旅の方は、串カツ2本+どて1本で合計370〜390円。ワンコインでお釣りがくるおちょぼさんのコストパフォーマンスの高さを実感できるセットです。
失敗しがちな「食べすぎ」を防ぐペース配分のヒント
1本120〜130円と安いため、ついつい食べすぎてしまうのがお千代保稲荷あるあるです。串カツは1本あたり小ぶりに見えますが、衣に油を含んでいるため、5〜6本も食べるとかなりお腹にたまります。3店を回りたいなら、1店舗あたり2〜3本に抑えるのが食べ比べを最後まで楽しむコツです。
特に家族連れの場合、子どもは2〜3本で満腹になることが多いので、先に子どもの分を注文してから大人が追加する流れがスムーズです。参道には串カツ以外にも大判焼きやたい焼き、漬物の試食など誘惑が多いので、串カツに全振りするか、少しずつ色々つまむかを先に決めておくとよいでしょう。
注意点として、参道にはゴミ箱が少ないため、串や紙皿は購入した店舗に返すか、自分で持ち歩く必要があります。小さなビニール袋を持参しておくとスマートです。
月末の夜参りは別世界?|深夜まで続く串カツの祭り
毎月末日の「月越参り」は参道が夜通し大にぎわい
お千代保稲荷には毎月末日(晦日)から翌1日にかけて行われる「月越参り(つきこしまいり)」という風習があります。前月のお礼と翌月のお願いをする参拝行事で、この日は境内も参道も夜通し営業。普段は17時頃に閉まる串カツ店も深夜まで営業する店が多く、提灯の灯りに照らされた参道で揚げたての串カツを頬張る体験は、昼間とはまったく違う趣があります。
月越参りの参拝者は毎回数万人規模とも言われ、参道は人で埋め尽くされます。夜の参道には屋台も出て、まさに毎月の縁日のような雰囲気。串カツの湯気と味噌の香りが夜風に乗って漂い、活気あふれる東海ならではの「夜のお参り文化」を体感できます。
カップルで訪れるなら、月越参りの夜はデートコースとしても雰囲気満点です。ただし、週末と月末が重なる日は混雑がピークに達するため、覚悟のうえで出かけてください。
月末の月越参りでは駐車場が早い時間から満車になります。夕方16時頃にはすでに周辺の無料駐車場は埋まっていることが多く、有料駐車場も空きが限られます。月末に訪れる場合は15時前に到着するか、少し離れた駐車場に停めて歩く覚悟が必要です。
夜参りで串カツを食べるならどの店が遅くまで開いている?
月越参りの夜に串カツを楽しみたい場合、確実に営業しているのは玉家です。玉家は月末の夜は深夜まで営業しており、公式にも月末・年末年始の深夜営業を告知しています。大黒屋や京やも月末は営業時間を延長することがありますが、深夜帯まで営業するかは月によって異なるため、当日の状況を確認するのが確実です。
夜の参道で串カツを食べるときのコツは、20時前後を狙うこと。18〜19時台は夕食時間帯の参拝客で混み合いますが、20時を過ぎると少し落ち着いてきます。逆に深夜0時前後は「月が変わる瞬間に参拝したい」という人が集中するため再び混雑します。
一人旅で月末の夜参りを楽しむ場合は、公共交通機関が終了しているため、自家用車かタクシーが必須です。名鉄岐阜羽島駅からタクシーで約15分・3,000円程度を見込んでおきましょう。
月末以外の「穴場タイミング」はいつ?
月末の月越参りは雰囲気が格別ですが、混雑を避けたい方には平日の午前中がベストです。特に火曜〜木曜の10〜11時頃は参道の人通りが少なく、行列なしで串カツを食べられることがほとんど。揚げたてを独占できる贅沢は平日ならではです。
週末に訪れるなら、土日の朝イチ(9:00〜10:00)が狙い目。玉家は9:00から開いているので、朝から串カツという少し背徳感のある体験ができます。10時半を過ぎると団体客が増え始め、11〜14時がピークタイム。15時以降は再び空いてきますが、平日営業の店は閉店準備に入る時間帯なので注意が必要です。
年間を通じて最も混雑するのは正月三が日で、参道は初詣客で身動きが取れないほど。串カツ目当てなら正月明けの平日を選ぶのが賢明です。
車で行くなら知っておきたい駐車場事情と渋滞回避のコツ
無料駐車場は2カ所|東口と南口の違いを把握しておこう
お千代保稲荷には参拝者用の無料駐車場が2カ所あります。東口大鳥居駐車場は約50台収容で、参道の玉家がある東口に近いためアクセス抜群。南口大鳥居駐車場は約20台収容で、こちらは本殿寄りの入口に近い位置にあります。
串カツの食べ歩きがメインなら、東口大鳥居駐車場がおすすめ。大鳥居をくぐってすぐに玉家があり、参道を歩きながら各店を回れるので効率的です。ただし、収容台数が50台と限られるため、土日の10時以降は満車になりやすく、駐車待ちの列ができることもあります。
満車の場合は、神社周辺に民間の有料駐車場(300円程度)が点在しているので、そちらを利用しましょう。駐車場探しで時間を浪費するより、有料でもサッと停めて食べ歩きの時間を確保するほうが満足度は高くなります。
岐阜羽島ICからの道順と渋滞しやすいポイント
名神高速道路の岐阜羽島ICからお千代保稲荷までは車で約15分。ICを降りたら県道1号線を南下し、「千代保稲荷」の案内看板に従って進むルートが最もわかりやすいです。カーナビには「千代保稲荷神社」と入力すれば迷うことはありません。
渋滞が発生しやすいのは、神社の手前約500mの区間。特に週末の11〜14時と月末の終日は、駐車場待ちの車列が道路にはみ出すことがあります。渋滞を避けるなら、朝9時前に到着するか、逆に15時以降に訪れるのが有効です。
東海北陸自動車道を利用する場合は、大垣西ICから約25分のルートもあります。名古屋方面からなら岐阜羽島IC、岐阜市内からなら大垣西ICと使い分けると、時間帯によって渋滞を避けられます。
| 名称 | 千代保稲荷神社(お千代保稲荷・おちょぼさん) |
| 所在地 | 岐阜県海津市平田町三郷1980 |
| 参拝時間 | 参拝自由(参道商店街は店舗により異なる) |
| お供えセット | 油揚げ+ろうそく 50円 |
| 駐車場 | 無料2カ所(東口約50台・南口約20台)+周辺有料300円程度 |
| アクセス | 名神高速 岐阜羽島ICから車で約15分/名鉄新羽島駅からバス約20分 |
| Googleマップ | Googleマップで見る |
| 公式サイト | 千代保稲荷神社 公式サイト |
公共交通機関で行くなら海津市コミュニティバスを活用
車がない場合は、名鉄羽島線の新羽島駅から海津市コミュニティバスに乗車し、約20分で「お千代保稲荷」バス停に到着します。ただし、コミュニティバスは本数が少ないため、事前に海津市の公式サイトで時刻表を確認しておくことをおすすめします。
JR東海道新幹線を利用する場合は、岐阜羽島駅で下車し、タクシーで約16分。料金は2,500〜3,000円程度です。名古屋駅からなら新幹線で約10分+タクシーで約16分と、実は名古屋から30分圏内というアクセスの良さがあります。
一人旅で公共交通機関を利用する場合は、帰りのバスの時刻を先に確認しておくのが鉄則。バスを逃すとタクシーを呼ぶしかないため、食べ歩きの時間から逆算してスケジュールを組みましょう。
岐阜県内のドライブスポットが気になる方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

人気3店の串カツを徹底比較|どの店から攻める?
| 比較項目 | 玉家 | 大黒屋 | 京や |
|---|---|---|---|
| 串カツ価格 | 130円 | 120円 | 店頭確認 |
| タレの種類 | 味噌 | 味噌・ソース・おろし | 味噌 |
| 衣の厚さ | しっかりめ | 薄め | 中程度 |
| 営業時間(平日) | 9:00〜17:00 | 11:00〜15:00 | 10:00〜15:30 |
| 営業時間(土日) | 9:00〜17:00 | 10:30〜17:00 | 9:30〜16:30 |
| 月末深夜営業 | ○ | 要確認 | 要確認 |
| 変わりダネ | − | シカ串カツ350円 | − |
※ぎふ旅手帖調べ(2026年6月時点)。価格・営業時間は変更の可能性があります。
初めてなら玉家→大黒屋→京やの順がおすすめ
初めてお千代保稲荷の串カツを食べるなら、東口大鳥居から入って玉家→大黒屋→京やの順に回るルートがおすすめです。まず玉家の王道みそ串カツで「おちょぼさんの味」を体験し、次に大黒屋でおろしポン酢やソースといった別のタレを試し、最後に京やの濃厚味噌で締めるという流れです。
この順番なら、味の変化を段階的に楽しめますし、東口から参道を奥に進むルートなので迷うこともありません。3店合わせて串カツ6〜8本+どて2〜3本で、合計1,500円前後。お手頃な食べ比べコースです。
家族4人で訪れる場合は、1店あたり8〜10本を注文してシェアするスタイルが経済的。3店回っても3,000〜4,000円程度で全員がお腹いっぱいになれます。
味噌だれの個性で選ぶならどの店?
3店とも味噌串カツを提供していますが、味噌だれの味わいには明確な違いがあります。玉家は赤味噌の甘みがしっかり効いたコッテリ系で、初めての方にもわかりやすいインパクトのある味。大黒屋はやや控えめな味噌だれで、肉の味を引き立てるバランス型。京やは3店のなかで最も濃厚でコク深く、常連客が「ここじゃないとダメ」とリピートする理由がわかる独自路線です。
甘い味噌が好みなら玉家、肉そのものを味わいたいなら大黒屋、味噌の深みを追求するなら京や——という基準で選ぶと、自分好みの一軒が見つかりやすいです。もちろん、1本120〜130円なので全店制覇しても500円程度。「選ぶ」より「全部食べる」が正解かもしれません。
注意点として、いずれの店も売り切れや急な臨時休業の可能性があります。特に平日は営業時間が短い店もあるため、確実に食べ比べしたいなら土日の午前中に訪れるのが無難です。
大人数のグループ旅行でも使いやすいのは?
5人以上のグループで訪れる場合は、座敷席のある玉家が使いやすいでしょう。立ち食いコーナーもありますが、大人数ならテーブル席や座敷席を確保してまとめて注文するほうがスムーズです。
大黒屋や京やはこぢんまりとした店構えのため、大人数で一度に入ると混雑状況によっては待ち時間が長くなることがあります。グループ旅行の場合は、2〜3人ずつに分かれて別の店に入り、後で感想を共有するスタイルも楽しいものです。「玉家派」「大黒屋派」「京や派」で意見が分かれて盛り上がります。
職場の仲間やサークル仲間との旅行なら、食べ歩き後に参道の漬物店で岐阜土産を買い、車内で串カツ談義をしながら帰路につくのが定番コースです。
串カツだけじゃもったいない|参道で寄り道したいグルメと参拝の作法
参道の「漬物ストリート」は岐阜土産の宝庫
お千代保稲荷の参道は串カツだけでなく、漬物の名店が軒を連ねることでも知られています。試食を出している店が多く、赤かぶの漬物や山ごぼうの味噌漬けなど、岐阜ならではの味を買い求める参拝客で賑わいます。
串カツを食べ歩いた後の口直しにもちょうどよく、甘辛い味噌だれの後にさっぱりした漬物をつまむと味覚がリセットされます。漬物は日持ちするものが多いので、お土産としても優秀。参道の漬物は1袋300〜500円程度の手頃なものが中心で、複数の店で食べ比べてから購入できるのが参道ならではの買い方です。
ドライブ旅の帰りに車内でつまめるのも漬物のいいところ。ただし、真夏は車内温度に注意が必要なので、保冷バッグを持参するか、帰りがけに最後に購入するのがベストです。
「油揚げとろうそく」のお供えを忘れずに|参拝の正しい作法
串カツに夢中になるあまり、肝心の参拝をおろそかにするのはもったいないことです。お千代保稲荷の参拝方法は一般的な神社とは少し異なり、お賽銭の代わりに油揚げとろうそくを供えるのが正式な作法です。
お供えセットは参道の入口付近で1セット50円で販売されています。まず手水舎で手を清め、ろうそく台にろうそくを灯し、拝殿前で油揚げを供えて二礼二拍手一礼——という流れです。商売繁盛や家内安全を祈願するなら、ぜひ正式な作法で参拝してみてください。
参拝後は本殿の裏手にある「重軽石(おもかるいし)」もぜひ試してください。石を持ち上げて「軽い」と感じれば願いが叶うとされる願掛けスポットで、参拝の締めくくりにぴったりです。
大判焼き・川魚料理も参道の楽しみ
串カツ以外の参道グルメとして、よもぎ入りの大判焼きや川魚料理もおちょぼさんの名物です。参道にはなまず料理や鮎の塩焼きを出す店もあり、木曽三川に近い海津市ならではの食文化を体験できます。
甘いものが欲しくなったら、大判焼きやたい焼きを1つ。120〜150円程度で購入でき、食べ歩きの合間のデザートにちょうどいいサイズです。参道の端から端まで歩くと、漬物・佃煮・和菓子・調味料など岐阜の食材がずらりと並び、見ているだけでも飽きません。
家族連れには、子どもが喜ぶたい焼きや五平餅などの甘味と、大人が楽しむ串カツ・どてを交互に食べ歩くルートが好評です。参道全体の所要時間は食べ歩き込みで1時間半〜2時間が目安。急ぎ足で回れば1時間でも楽しめますが、せっかくなら時間に余裕を持って訪れてください。
岐阜県の祭りやイベントに興味がある方には、飛騨高山の屋台文化も見応えがあります。

まとめ|お千代保稲荷の串カツは「お参りのついで」では終わらない
お千代保稲荷(おちょぼさん)の串カツは、1本120〜130円という手軽な価格でありながら、店ごとに異なるタレや衣の個性があり、食べ比べの楽しさは一度体験すると忘れられません。参道の約120軒の商店のなかでも串カツ店は特別な存在で、揚げたての香りと味噌だれの誘惑に抗える人はいないでしょう。
「お参りのついでに串カツ」ではなく、「串カツを食べにおちょぼさんへ行く」——そんなリピーターが多いのも納得の、東海地方を代表する食べ歩きスポットです。月末の月越参りなら夜の参道で提灯に照らされながら、平日なら行列知らずで揚げたてを独占しながら、それぞれのスタイルでおちょぼさんの串カツを堪能してください。
📝 この記事のポイントまとめ
- お千代保稲荷の串カツは1本120〜130円で食べ比べが楽しめる
- 人気店は玉家(王道みそ・130円)、大黒屋(3種タレ・120円)、京や(濃厚みそ)の3店
- 食べ歩きルートは東口大鳥居から玉家→大黒屋→京やの順が効率的
- 月末の月越参りは夜通し営業で縁日ムードの串カツが味わえる
- 名神高速 岐阜羽島ICから車で約15分、無料駐車場は東口50台・南口20台
- 平日午前中は行列なしで食べられる穴場タイミング
- 串カツ以外にも漬物・川魚料理・大判焼きなど参道グルメが充実
まずは次の週末、岐阜羽島ICを目指してドライブの計画を立ててみてはいかがでしょうか。参道の入口で50円のお供えセットを手に取り、油揚げとろうそくを供えて商売繁盛を祈願したら、あとは串カツの香りに導かれるまま——おちょぼさんが、きっと満腹と笑顔を届けてくれるはずです。
岐阜の観光をもっと楽しみたい方は、飛騨高山・白川郷エリアの情報もチェックしてみてください。

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