「犬山城まで来たけれど、お土産は結局どこで何を買えばいいの?」——そんな声を旅先でよく耳にします。国宝の天守がそびえる犬山城は、木曽川をはさんで岐阜のすぐ隣。各務原や可児から橋を渡ればあっという間で、飛騨・美濃の旅とセットで訪れる人も多い人気スポットです。ところが城そのものは天守を見上げて終わり、お土産は「なんとなく駅で買う」で済ませてしまう人が少なくありません。
結論から言えば、犬山城のお土産は城内ではなく、ふもとに広がる「城下町・本町通り」で選ぶのが正解です。180年続くげんこつ飴の老舗、栗きんとんを餅で包んだ銘菓、SNSで人気の映え団子、犬山産の米粉バウム、そして1597年創業の薬用酒まで、江戸時代の町割りが残る通り沿いに老舗と話題店がぎゅっと並んでいます。
この記事では、岐阜の旅とあわせて楽しみたい犬山城のお土産を、実際の価格・営業時間・定休日・アクセスまで添えて8品厳選しました。定番銘菓から通好みの逸品、シーン別の選び方、そして「せっかく行ったのに買えなかった」を防ぐ買い方のコツまで、地元案内人の目線でまとめます。読み終える頃には、あなたの手土産リストが完成しているはずです。
・犬山城のお土産を選ぶなら城下町・本町通りが正解な理由
・定番銘菓から通好みの地酒・ハムまで厳選8品の価格と買える店
・恋小町だんご・五平餅・米粉バウムなど食べ歩き映え土産の値段
・家族・カップル・一人旅などシーン別の選び方と失敗しない買い方
犬山城のお土産はどこで買う?城下町・本町通りが主戦場

犬山城のお土産選びで最初に押さえたいのは「買う場所」です。天守の中や城の敷地内には本格的な土産店は多くありません。実際に品揃えが充実しているのは、城の南側にまっすぐ伸びる城下町のメインストリート「本町通り」。名鉄犬山駅から城へ向かって歩く道すがら、老舗の和菓子屋・話題のスイーツ店・地酒蔵が軒を連ねています。まずは全体像から整理しましょう。
犬山城のお土産は「城内」ではなく「城下町・本町通り」で買うのが基本。犬山駅から城まで徒歩約15〜20分、その道すがらに主要な土産店が並ぶので、往路で目星をつけて復路で買うのが効率的です。
お土産は城内より「本町通り」に集中している
犬山城のお土産を探すなら、まず本町通りを歩けば間違いありません。名鉄犬山駅の西口から城に向かうと、途中で本町交差点にぶつかり、そこから北へ延びるのが城下町の中心・本町通りです。江戸時代の町割りをそのまま残した通りには、町家を改装した店が約70軒。げんこつ飴の老舗、栗菓子の銘店、映えスイーツのカフェ、地酒蔵まで徒歩圏内にまとまっています。城の券売所や天守内では土産の選択肢がぐっと減るため、買い物は城下町で済ませるのが鉄則です。家族旅行でもカップル旅でも、この一本の通りを往復するだけで主要なお土産はほぼ手に入ります。ただし人気店は昼過ぎに売り切れることもあるので、往路で在庫を確認しておくと安心です。
営業時間は10〜17時が基本|夕方は店じまいが早い
犬山城下町でお土産を買うなら、動く時間帯に注意してください。城下町の店の多くは10:00〜17:00前後の営業で、飲食を兼ねる店は16:30ごろにラストオーダーを迎えます。犬山城の天守登閣受付が16:30まで(閉門17:00)であることも重なり、「城を見てから土産を買おう」と夕方に城下町へ戻ると、目当ての店が閉まっているという事態が起きがちです。特に後述する山田五平餅店のように営業が週末中心の店もあります。おすすめは午前〜昼過ぎに城下町で買い物を済ませ、荷物をコインロッカーや車に置いてから城へ向かう流れ。一人旅でのんびり回る場合も、15時を過ぎたら「まだ開いているか」を意識して動くと取りこぼしがありません。
アクセスと駐車場|車は周辺の有料Pが基本
犬山城下町へは電車が身軽です。名鉄名古屋駅から犬山駅まで約25〜30分、犬山駅西口から本町通りを抜けて城まで徒歩15〜20分ほど。岐阜方面からは名鉄で新鵜沼駅・犬山遊園駅が近く、木曽川対岸の各務原からは犬山橋を渡ってすぐです。車の場合は中央道・小牧東ICから約20分ですが、注意したいのが駐車場。城下町には大きな専用駐車場がなく、犬山城第1〜第3駐車場や城下町周辺のコインパーキングを使うことになります。桜や紅葉のシーズン、休日の昼前後は満車になりやすいので、時間に余裕を持って向かいましょう。木曽川を渡ればすぐ岐阜側という立地なので、各務原の観光とあわせて回るドライブ旅にも組み込みやすいエリアです。

「各務原って何があるの?」と聞かれたら、答えに迷う人は多いかもしれません。名古屋から電車で約30分、岐阜市からも車で20分ほどの場所にありながら、飛騨高山や白川…
犬山を代表する銘菓「犬山げんこつ」は硬いほど旨い
犬山のお土産で外せない筆頭が「犬山げんこつ」です。きな粉と水あめ・黒糖を練り上げた素朴な駄菓子で、名前の通りゲンコツのように硬いのが身上。江戸時代末期から城下町で作られ続けてきた、まさに犬山を象徴する銘菓です。日持ちがよく個包装のものも多いため、職場や家族へのお土産にも向いています。ここでは老舗の味と、意外と知られていない「硬さの楽しみ方」を紹介します。
| 住所 | 〒484-0084 愛知県犬山市大字犬山字南古券266 |
| 電話番号 | 0568-61-2117 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 水曜(月1回臨時休業あり) |
| 価格 | 元祖犬山げんこつ 170g 700円/250g 1,000円/340g 1,500円 |
| 公式サイト | 厳骨庵 公式サイト |
創業180年・厳骨庵の「元祖犬山げんこつ」
げんこつ飴を1本選ぶなら、まずは厳骨庵の「元祖犬山げんこつ」です。天保11年(1840年)創業、180年以上にわたって城下町で製造を続ける老舗で、現在は七代目が受け継いでいます。きな粉の香ばしさと黒糖のコクが素朴に効いた飴で、170g入り700円から、贈答向きの大袋340g入り1,500円まで用途に合わせて選べます。日持ちがして常温で持ち運べるので、飛騨や美濃を巡るドライブ旅で車に積んでおいても安心。個包装なので職場のばらまき土産にも向きます。注意点は、水曜定休に加えて月1回ほど臨時休業があること。犬山駅西口から徒歩約10分と少し歩くので、城下町散策のルートに最初から組み込んでおくと立ち寄り忘れを防げます。
意外と知られていませんが、犬山げんこつは「硬いほど旨い」と言われる駄菓子。歯が立たないほどの硬さは、水あめと黒糖をしっかり練り込んだ証拠で、口の中でゆっくり溶かすときな粉の香りが長く続きます。柔らかい飴に慣れた人ほど最初は驚きますが、これこそが江戸時代から愛された理由。硬さを敬遠せず、まずはそのまま味わってみてください。
げんこつは「硬さ」こそ本来の魅力(逆張り視点)
げんこつ飴を「硬すぎる」と敬遠する人がいますが、実はその硬さこそが本来の姿です。柔らかく作ることもできる中で、あえて水あめと黒糖を煮詰めて硬く仕上げるのが伝統の製法。理由は、保存性の高さと、噛みしめるほどに広がるきな粉の風味にあります。食べ方のコツは、無理に噛み砕こうとせず口の中で転がすように溶かすこと。歯の弱い方や小さなお子さん、ご高齢の方への土産にする場合は、この点を一言添えて渡すと親切です。逆に、素朴で懐かしい味を好む人には刺さる逸品。お茶うけとしてゆっくり楽しむ大人の一人旅の土産にもぴったりで、コーヒーより煎茶や番茶とよく合います。硬さを「弱点」ではなく「個性」として楽しむのが、犬山げんこつを味わう正解です。
食べ比べたい藤澤・高田屋など城下町の老舗
げんこつ飴は厳骨庵の専売ではなく、城下町にはほかにも作り続ける老舗があります。明治8年(1875年)創業の藤澤製菓、明治37年(1904年)創業の高田屋製菓など、それぞれ黒糖ときな粉の配合や硬さ、粒の大きさに個性があります。価格帯はいずれもおおむね300〜800円台から揃い、食べ比べセットのように少量ずつ買うのも楽しみ方のひとつ。「どの店のげんこつが好みか」を家族で比べれば、それだけで旅の話題になります。ばらまき用にまとめ買いするなら、後述する犬山特産品館で複数の店のげんこつをまとめて選ぶという手もあります。ただし各店とも手作りで数に限りがあるため、人気の大袋は夕方には品薄になることも。狙いの店がある場合は早めの時間に立ち寄るのがおすすめです。
栗好きへの手土産なら「もちたけ 栗羽二重」で決まり

贈答用にきちんとした和菓子を一つ選ぶなら、もちたけの「栗羽二重(くりはぶたえ)」がおすすめです。栗きんとんを、やわらかな羽二重餅でふっくら包んだ犬山を代表する銘菓。栗の風味が濃厚で見た目も上品なため、目上の方への手土産や帰省みやげとして長く選ばれてきました。岐阜が誇る栗きんとん文化とも通じる一品で、栗好きにはたまりません。
| 住所 | 愛知県犬山市犬山北笠屋10-1 |
| 電話番号 | 0568-61-1658 |
| 営業時間 | 8:00〜18:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 価格 | 栗羽二重 1,350円 |
| 駐車場 | あり(店舗裏4台・向かい8台) |
| 公式サイト | もちたけ 公式サイト |
栗きんとんを羽二重餅で包んだ看板銘菓
犬山で贈答菓子を選ぶなら、もちたけの栗羽二重が有力候補です。白く炊き上げた栗きんとんを、きめ細かい羽二重餅でくるんだ和菓子で、価格は1本1,350円。栗の鮮度にこだわり、自社工場で一貫生産しているのが特徴です。餅のやわらかさと栗のほくっとした食感のコントラストが上品で、緑茶にもコーヒーにもよく合います。年中無休で朝8時から開いているため、朝一番に立ち寄ってから城へ向かうという動き方ができるのも便利。本店には駐車場も用意されているので、ドライブ旅で立ち寄りやすいのもポイントです。目上の方への手土産、両親への帰省みやげなど、きちんと感を出したい場面で頼りになる一品です。
日持ち・買える場所と選び方の注意
栗羽二重を土産にする際は、日持ちと購入場所を押さえておきましょう。生菓子系の和菓子のため、こしあんや焼き菓子ほど賞味期限は長くありません。遠方へ持ち帰る場合や当日中に渡せない場合は、購入時に日持ちを店で確認するのが安心です。買える場所は犬山本店のほか、犬山駅コンコースや名鉄百貨店本店などでも取り扱いがあり、「城下町を歩く時間がない」という人は駅で受け取る手もあります。ただし本店は種類や数が最も豊富なので、じっくり選びたいならやはり城下町の本店がおすすめ。栗きんとん好きの家族へのお土産や、栗の季節に合わせた贈り物として選ぶと喜ばれます。岐阜の栗きんとん文化とあわせて味わい比べても面白い和菓子です。

「岐阜のお土産にお菓子を買いたいけれど、種類が多すぎて何を選べばいいのか分からない」——飛騨高山や白川郷、栗きんとんで有名な中津川、水の都・大垣まで、岐阜は南北…
カップル旅なら二人でシェアできる甘さ
栗羽二重は、カップルや夫婦の旅にも意外と向いています。理由は、しっとりした餅と栗きんとんの優しい甘さで、コーヒーや緑茶と合わせて宿やカフェで二人分けやすいこと。1本1,350円と手が届きやすい価格帯なので、「自分たちへのご褒美」として一つ買い、旅の余韻に浸りながら味わうのもおすすめです。城下町散策の途中、朝早くから開いているもちたけ本店で買っておけば、その日の宿でのお茶うけにできます。注意点としては、やわらかい和菓子なので長時間バッグの底に入れておくと形が崩れやすいこと。持ち歩く場合は潰れないよう手提げの上のほうに入れ、なるべく早めに味わうのがおすすめです。二人で「岐阜の栗きんとんとどっちが好き?」と語りながら食べれば、それだけで旅の思い出になります。
食べ歩きしながら選ぶ映え土産&団子
犬山城下町の醍醐味は、なんといっても食べ歩き。本町通りを歩きながらその場で味わえる名物が揃い、写真映えするものも多いので、若い世代や家族連れに人気です。ここでは食べ歩きの王道である団子・五平餅から、話題の米粉バウムまでを紹介します。ただし食べ歩き系の店は営業日・営業時間に癖があるので、そこも正直にお伝えします。
よくある失敗が「山田五平餅店を目当てに平日に行ったら閉まっていた」というもの。同店の営業は金・土・日が中心で、月〜木は定休です。食べ歩き系の名店は週末営業・不定休が多いため、平日に犬山を訪れる場合は目当ての店の営業日を必ず事前に確認しましょう。
SNSで大人気「恋小町だんご」の映え土産
写真映えするお土産を探すなら、茶処くらやの「恋小町だんご」が定番です。素材にこだわった団子の上に、フルーツやフレーバー餡をカラフルにトッピングした一口サイズの団子で、その愛らしい見た目から犬山城下町を代表する映えグルメになりました。昭和横丁の中にある店で、グリーンティー付きの「ハイカラ恋小町セット」は600円。店内で味わえば、犬山城を背景にした一枚と合わせて旅の思い出になります。若い女性グループやカップルに特に人気ですが、団子自体はしっかり餅米の風味があり、味も本格派です。注意点は定休日で、火曜と第3水曜は休み。営業は11:00〜17:00と昼型なので、朝一番や夕方遅くは狙わず、昼どきに立ち寄るのが確実です。
| 住所 | 愛知県犬山市西古券60 昭和横丁内 |
| 電話番号 | 0568-65-6839 |
| 営業時間 | 11:00〜17:00 |
| 定休日 | 火曜・第3水曜 |
| 価格 | ハイカラ恋小町セット(グリーンティー付)600円 |
1本100円の王様「山田五平餅店」
犬山の食べ歩きで誰もが手に取るのが、山田五平餅店の五平餅です。ゴマ・くるみ・ピーナッツを合わせた特製ダレを塗って焼き上げるだんご型の五平餅は、なんと1本100円。香ばしいタレの香りが本町通りに漂い、焼きたてを待つ行列ができるほどの人気です。店舗の建物は国の登録有形文化財に指定された趣ある町家で、味も雰囲気も犬山らしさが詰まっています。ただし前述の通り、営業は金・土・日の11:00〜16:30(L.O.16:00)が中心で、月〜木と祝日は休み。平日に犬山を訪れる旅程だと出会えないので、この五平餅が目当てなら週末に予定を組むのがおすすめです。手軽な価格なので、家族全員で食べ歩きしながら城へ向かう定番コースにぴったりです。
| 住所 | 愛知県犬山市犬山東古券776 |
| 営業時間 | 金・土・日 11:00〜16:30(L.O.16:00) |
| 定休日 | 月〜木・祝日 |
| 価格 | 五平餅 1本100円 |
| 備考 | 建物は国の登録有形文化財 |
犬山産米粉100%「ココトモバウム」
持ち帰れる映え土産なら、ココトモファーム犬山城三之丸店のバウムクーヘンが人気です。犬山産の米粉を100%使ったグルテンフリーのバウムで、しっとりもちっとした独特の食感が特徴。ソフトバウム白米が1,400円、一切れサイズの「縁バウム(苺・檸檬)」が500円、食べ歩きにちょうどいいソフトバウムミニが350円と、用途に合わせて選べます。焼きたてが味わえるのは全国でこの犬山城三之丸店だけという特別感もあり、小麦アレルギーが気になる家族への手土産としても喜ばれます。営業は10:00〜17:00(土日祝は18:00まで)、年中無休なので立ち寄りやすいのも魅力。切り分けタイプの縁バウムは、職場でのばらまきや、旅先で軽くつまむおやつにもちょうどよいサイズです。
| 住所 | 愛知県犬山市犬山北古券69番地2 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(土日祝は18:00まで) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 価格 | ソフトバウム白米1,400円/縁バウム500円/ミニ350円 |
| 公式サイト | 犬山観光ナビ 店舗ページ |
犬山ならではの”通”な逸品|地酒・無添加ハム・まとめ買い
お菓子だけでは物足りない、酒好き・グルメな相手への土産を探すなら、犬山には通好みの逸品があります。1597年から続く薬用酒、ドイツ仕込みの無添加ハム、そして特産品をまとめて買える直営店。城下町の奥行きを感じさせるラインナップです。定番のお菓子と組み合わせれば、贈る相手の好みに合わせて幅広く対応できます。
📜 歴史メモ
小島醸造がつくる「忍冬酒(にんどうしゅ)」は、慶長2年(1597年)から続く薬用酒。スイカズラ(忍冬)などの薬草を仕込んだ甘口の酒で、かつては将軍家への献上品にもなったと伝わります。400年以上前から犬山城下で造り続けられてきた、まさに歴史そのものを味わえる一本です。
1597年創業・小島醸造の「忍冬酒」
酒好きへの土産に一味違うものを、と思ったら小島醸造の忍冬酒がおすすめです。慶長2年(1597年)創業という城下町屈指の老舗が造る薬用酒で、スイカズラなどの薬草を漬け込んだ甘口の一本。食後酒として、あるいはロックや炭酸割りでも楽しめます。価格は360mlで1,750円前後、540mlで2,300円前後、900mlで3,500円前後が目安ですが、時期により変動があるため正確な価格は店頭でご確認ください。趣ある商家の店構えそのものも見どころで、建物を眺めるだけでも城下町らしさを感じられます。営業時間や定休日が案内によって異なる場合があるので、遠方から狙って訪れる際は事前に電話で確認すると確実。日本酒とはひと味違う、話のタネになる大人の土産です。
| 住所 | 愛知県犬山市犬山東古券633 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(不定休・要確認) |
| 価格 | 忍冬酒 360ml 1,750円前後/540ml 2,300円前後/900ml 3,500円前後 |
| 公式サイト | 犬山観光ナビ 店舗ページ |
ドイツ仕込みのサイトウハム無添加ソーセージ
肉好き・お酒好きへの土産なら、サイトウハムの無添加ハム・ソーセージが玄関です。ドイツのマイスターと技術提携し、本場の製法で保存料や着色料を使わずに手作りしている専門店で、素材の味がしっかり感じられると評判です。食卓に並べれば、地酒やワインのつまみとして喜ばれること間違いなし。城下町の中心からは少し離れた松本町にあり、営業時間は10:00〜15:00と短めで、水曜が定休。買い物のタイミングを逃しやすいので、ハム目当てなら午前中に立ち寄る計画にしておきましょう。要冷蔵の商品が中心のため、遠方へ持ち帰る場合は保冷バッグや保冷剤を用意しておくと安心です。生ものの土産は最後にまとめて購入し、帰路にそのまま持ち帰るのが鉄則です。
| 住所 | 愛知県犬山市松本町1-62 |
| 電話番号 | 0568-61-5559 |
| 営業時間 | 10:00〜15:00 |
| 定休日 | 水曜(1/1〜1/4休業) |
| 備考 | 価格は店頭でご確認ください/要冷蔵商品あり |
迷ったら「犬山特産品館」でまとめ買い
あれこれ回る時間がない、または一箇所で複数の土産を揃えたい——そんなときは犬山特産品館が便利です。本町通りのほぼ中央にある犬山まちづくり株式会社の直営店で、げんこつ飴をはじめとする犬山の特産品や、ご当地キャラ「わん丸君」グッズなどを一堂に取り揃えています。営業時間は10:00〜17:00、年末年始を除きほぼ無休なので、散策の途中に立ち寄りやすいのが魅力。複数の店のげんこつを比べて買ったり、家族や職場向けのばらまき土産をまとめて調達したりと、時間効率を重視する旅にうってつけです。個別の老舗を巡る楽しみとは別に、「最後にここで足りない分を補充する」という使い方をすると買い忘れを防げます。城下町散策の締めくくりに立ち寄るのがおすすめです。
| 住所 | 愛知県犬山市(城下町・本町通り沿い) |
| 電話番号 | 0568-27-5226 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00 |
| 定休日 | 無休(年末年始のみ休み) |
| 備考 | 犬山まちづくり株式会社の直営店 |
誰と行く?シーン別のお土産の選び方
同じ犬山城のお土産でも、誰と行くか・誰に渡すかで最適解は変わります。ここまで紹介した8品を、旅のスタイル別に整理してみましょう。家族連れ、カップル、一人旅、そして職場へのばらまきまで、シーンに合わせて選べば「買ってよかった」と思える土産になります。予算や日持ちも意識しながら、自分の旅に当てはめてみてください。
📝 シーン別おすすめ早見
- 家族連れ → 山田五平餅店の五平餅(1本100円)、ココトモバウム
- カップル・デート → 恋小町だんご、栗羽二重を宿でシェア
- 一人旅・ドライブ → 犬山げんこつをお茶うけに、忍冬酒を晩酌に
- 職場・大人数 → げんこつ飴の大袋、縁バウム、特産品館でまとめ買い
家族連れは食べ歩き&分けやすいお菓子を
子ども連れの家族旅行なら、その場で楽しめる食べ歩き系と、分けやすいお菓子の組み合わせがおすすめです。まず外せないのが山田五平餅店の1本100円の五平餅。家族全員で食べ歩いても財布に優しく、香ばしいタレは子どもにも好評です。持ち帰り用には、切り分けタイプのココトモ縁バウム(500円)が食べやすくて便利。小麦アレルギーが気になるお子さんがいる家庭でも、米粉100%のバウムなら安心して選べます。げんこつ飴も個包装のものを選べば、おやつとして分けやすいでしょう。注意点は、五平餅店が週末営業中心であることと、城下町に大きな駐車場がないこと。ベビーカーや小さな子ども連れの場合は、あらかじめ駐車場の位置と店の営業日を確認しておくと当日慌てずに済みます。
カップル・一人旅にはご褒美系の逸品を
カップルや一人旅では、量より質の「ご褒美系」を選ぶと満足度が上がります。カップルなら、映える恋小町だんご(ハイカラセット600円)を二人で味わって写真に収めたり、栗羽二重(1,350円)を宿に持ち帰ってお茶うけにシェアしたりするのがおすすめ。甘さ控えめで上品なので、旅の余韻に浸る夜にぴったりです。一人旅の大人には、犬山げんこつをお茶うけに、あるいは忍冬酒を晩酌の一杯にというしぶい選び方が似合います。どちらも日持ちがするので、旅から帰ったあとも「あの城下町の味」を少しずつ楽しめます。ポイントは、無理にたくさん買わず、自分が本当に気に入った一品を選ぶこと。荷物を軽くしたい一人旅では、小ぶりで日持ちのする品を選ぶと持ち歩きも楽です。
職場・大人数へのばらまきはコスパ重視で
職場や友人グループへ配るばらまき土産は、個数と単価のバランスが肝心です。定番はげんこつ飴の大袋。厳骨庵の340g入り1,500円なら十分な量があり、素朴で誰にでも配りやすい味です。個包装のものを選べば衛生面でも安心で、日持ちもするので配るタイミングを選びません。切り分けタイプのココトモ縁バウム(500円)を複数買って配るのもおすすめ。効率よく揃えたいなら、本町通り中央の犬山特産品館で複数店のげんこつや菓子を一気にまとめ買いするのが時短になります。注意したいのは、生ものや要冷蔵のサイトウハムはばらまきには不向きということ。配るまでに時間がかかる相手には、常温で日持ちする焼き菓子や飴を選ぶのが失敗しないコツです。予算に合わせて品数を調整しやすいのも、げんこつ飴やバウムの強みです。

「岐阜の名物お土産って、結局どれを選べばいいの?」——旅の帰り際、駅の売店やサービスエリアで腕を組んで悩んだ経験はありませんか。飛騨牛のしぐれ煮、栗きんとん、明…
失敗しない犬山お土産の買い方|価格・営業時間まとめ
最後に、犬山城のお土産で「せっかく行ったのに買えなかった」を防ぐための実践ポイントをまとめます。営業時間・駐車場・持ち帰りの三つを押さえておけば、旅の締めくくりでつまずくことはありません。ここまで紹介した8品の基本データも一覧にしたので、計画づくりに役立ててください。
【ぎふ旅手帖調べ】主要8品の価格・営業時間比較
犬山城下町の主要な土産8品を、価格・営業時間・定休日で一覧にしました(2026年7月時点・ぎふ旅手帖調べ)。営業日や価格は変動する場合があるため、目安としてご活用ください。
| 店・商品 | 価格の目安 | 営業時間 | 定休日 |
|---|---|---|---|
| 厳骨庵/元祖犬山げんこつ | 700〜1,500円 | 9:00〜17:00 | 水曜 |
| もちたけ/栗羽二重 | 1,350円 | 8:00〜18:00 | 無休 |
| 茶処くらや/恋小町だんご | 600円(セット) | 11:00〜17:00 | 火・第3水 |
| ココトモ/米粉バウム | 350〜1,400円 | 10:00〜17:00 | 無休 |
| 山田五平餅店/五平餅 | 100円 | 金土日 11:00〜16:30 | 月〜木・祝 |
| 小島醸造/忍冬酒 | 1,750〜3,500円前後 | 10:00〜17:00 | 不定休 |
| サイトウハム/無添加ハム | 店頭で要確認 | 10:00〜15:00 | 水曜 |
| 犬山特産品館/各種特産品 | 品目により様々 | 10:00〜17:00 | 無休 |
駐車場と夕方閉店の”あるある失敗”を回避する
犬山城下町で最も多い失敗が、駐車場と閉店時間にまつわるものです。城下町には大きな専用駐車場がなく、休日の昼前後は犬山城周辺のコインパーキングが満車になりがち。桜や紅葉のシーズンは特に混み合い、駐車場を探すだけで30分以上ロスすることもあります。対策は、午前中の早い時間に到着して駐車場を確保すること。もう一つの失敗が、城を先に見てから城下町に戻ると土産店が閉まっているというもの。多くの店が17時前後、飲食系は16:30ごろに閉まるため、「買い物 → 城」の順で動くのが鉄則です。荷物が増えても、駅のコインロッカーや車に預ければ身軽に城を楽しめます。この二つを避けるだけで、犬山のお土産選びは驚くほどスムーズになります。
忍冬酒やハムなど価格・営業が変動しやすい商品は、遠方から狙って行く場合、事前に電話で在庫と営業日を確認すると確実です。要冷蔵のハムは保冷バッグ持参が安心。生もの・要冷蔵の品は最後に買い、そのまま帰路につくのが失敗しないコツです。
予算別・日持ち別の組み合わせで賢く選ぶ
お土産は予算と日持ちで組み合わせを考えると、ぐっと選びやすくなります。ワンコインで済ませたいなら、五平餅(100円)や縁バウム(500円)、恋小町セット(600円)が手軽。1,000〜1,500円の予算があれば、栗羽二重やげんこつ飴の大袋できちんと感のある手土産になります。少し奮発するなら忍冬酒(3,500円前後)が特別な一本に。日持ちで見ると、げんこつ飴や忍冬酒は常温で長持ちするため遠方への持ち帰りや後日渡しに向き、栗羽二重や恋小町だんご、ハムは早めに味わうのが基本です。「常温で日持ちする定番+その日に楽しむ生もの」を一つずつ組み合わせると、渡す相手にもシーンにも柔軟に対応できます。岐阜の旅とセットで訪れるなら、飛騨や美濃の名物とあわせて選ぶのも楽しいものです。
まとめ|犬山城のお土産は城下町で選べば間違いない
犬山城のお土産は、天守の中や城内ではなく、ふもとに広がる城下町・本町通りで選ぶのが正解です。180年続く厳骨庵のげんこつ飴、栗きんとんを餅で包んだもちたけの栗羽二重、SNSで人気の恋小町だんご、1本100円の五平餅、犬山産米粉のバウム、そして1597年創業の忍冬酒まで、江戸時代の町割りが残る一本の通りに老舗と話題店が凝縮されています。木曽川を渡ればすぐ岐阜側という立地なので、飛騨・美濃の旅とあわせて立ち寄れるのも魅力です。あとは「いつ・誰と・誰に」を意識して選べば、失敗はありません。
📝 ポイントまとめ
- お土産は城内より「城下町・本町通り」で選ぶのが基本
- 定番銘菓は厳骨庵のげんこつ飴(700円〜)ともちたけの栗羽二重(1,350円)
- 映え&食べ歩きなら恋小町だんご(600円)・五平餅(100円)・米粉バウム
- 通好みには小島醸造の忍冬酒、サイトウハムの無添加ハム
- 山田五平餅店は金〜日中心、多くの店が17時前後に閉店するので買い物は先に
- 城下町に専用駐車場は少なく、休日昼は満車になりやすいので早めの到着を
まず最初の一歩として、訪れる日が平日か週末か、そして電車か車かを決めましょう。それによって立ち寄れる店と回り方が変わります。週末なら五平餅店も開いているので食べ歩きを満喫でき、平日なら比較的空いた城下町でゆっくり銘菓を選べます。この記事の比較表を手元に、あなたの旅にぴったりの犬山土産を見つけてください。木曽川のほとりに建つ国宝の城と、城下町の素朴な味。その両方を持ち帰れば、犬山の旅はきっと忘れられないものになります。
※本記事の価格・営業時間・定休日は2026年7月時点の情報です。変更される場合があるため、最新情報は各店公式サイトや犬山観光ナビでご確認ください。

コメント