日本で一番大きい市ランキングTOP10|1位は東京都に匹敵する岐阜・高山市だった

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「日本で一番大きい市ってどこだろう?」と検索して、意外な答えにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。人口なら横浜市、経済規模なら大阪市。でも「面積=広さ」で日本一を決めると、ランキングの1位に立つのは、なんと岐阜県の高山市です。その広さは2,177.61km²。東京都(約2,194km²)にほぼ匹敵し、大阪府や香川県より広いという桁違いのスケールなのです。

この記事では、国土地理院の面積調をもとにした「日本で一番大きい市ランキング」のTOP10を、正確な数値の一覧表付きで紹介します。さらに、なぜ高山市がこれほど広いのか、2位以下にはどんな市が並ぶのか、そしてこの「広さ」を旅にどう活かすかまで、岐阜を何度も訪ねている案内人の目線で掘り下げます。

単なる数字の羅列で終わらせず、「広い市を旅するとどうなるのか」という実用の視点までお届けします。読み終える頃には、ランキングの1位・高山市に行ってみたくなっているはずです。

📌 この記事でわかること

・日本で一番大きい市ランキングTOP10(面積の正確な数値つき)
・1位・高山市が東京都に匹敵する広さになった理由
・広い市を旅で楽しむエリア別の歩き方と注意点
・岐阜がじつは「広い市の宝庫」である意外な事実

目次

まず結論|日本で一番大きい市ランキングTOP10と1位の正体

まず結論|日本で一番大きい市ランキングTOP10と1位の正体の解説画像

結論から言えば、面積で日本一大きい市は岐阜県高山市です。2位は静岡県浜松市、3位は栃木県日光市と続きます。ここではランキングの全体像と、そもそも「大きい」とは何を指すのかを最初に整理しておきましょう。基準を取り違えると、まったく別の順位を見てしまうことになります。

1位は岐阜県高山市|東京都に迫る2,177km²

面積ランキングの頂点に立つのは、飛騨地方の高山市です。その面積は2,177.61km²。これは東京都(約2,194km²)にほぼ匹敵し、大阪府(約1,905km²)や香川県(約1,877km²)を上回る広さです。1つの市が「府」や「県」より広いというのは、日本の市町村のなかでも高山市だけが持つスケール感です。2位の浜松市(1,558.06km²)に600km²以上の差をつけての独走で、当分この順位は揺らぎません。旅の目的地として考えると、市域の端から端まで直線で約80km、車で移動しても片道2時間以上かかる計算になります。

ランキングの基準は「面積」|人口・経済とは別物

「日本で一番大きい市」と言うとき、混同しやすいのが人口・経済規模との違いです。人口が最も多いのは横浜市(約377万人)、経済の中心は大阪市や名古屋市。一方、この記事のランキングは行政区域の面積(広さ)だけを基準にしています。高山市の人口は9万人を切る規模で、人口ランキングでは上位に入りません。「広い=賑わっている」ではない点が、面積ランキングのおもしろさであり、注意すべきポイントでもあります。検索意図が「広さ」なのか「人口」なのかで、見るべき数字はまったく変わります。

TOP10一覧表|ぎふ旅手帖調べの面積比較データ

国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調をもとに、「市」に限った面積ランキングTOP10を一覧にまとめました。町村を含めると北海道の村などが割り込みますが、ここでは検索意図に沿って「市」だけを抽出しています。

順位 市名 都道府県 面積(km²)
1高山市岐阜県2,177.61
2浜松市静岡県1,558.06
3日光市栃木県1,449.83
4北見市北海道1,427.41
5静岡市静岡県1,411.83
6釧路市北海道1,362.90
7鶴岡市山形県1,311.53
8宮古市岩手県1,259.15
9一関市岩手県1,256.42
10庄原市広島県1,246.49

数値は国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」に基づく参考値です。最新の確定値は国土地理院の公式ページで確認できます。

データはいつのもの?順位が入れ替わらない理由

このランキングは近年ほとんど順位が動いていません。理由は、2000年代の「平成の大合併」でおおよその市域が固まったからです。合併で一気に広がった市が上位を占め、その後は境界の微調整程度しか変化がありません。TOP5あたりまでは面積差も大きく、よほどの再編がない限り順位は安定しています。だからこそ「日本で一番大きい市=高山市」という答えは、数年単位で覚えておいても外れません。ただし小数点以下の数値は測量の更新でわずかに変わるため、正確な数字が必要なときは公式データを当たるのが確実です。

なぜ高山市が2,177km²で日本一なのか|広さの秘密

高山市がこれほど広くなった背景には、はっきりとした理由が2つあります。ひとつは平成の大合併、もうひとつは飛騨の地形そのものです。数字の裏側を知ると、ランキング1位の意味がぐっと立体的に見えてきます。

平成の大合併で9町村を編入、旧市域の約15倍に

いまの高山市は、2005年2月1日に旧高山市が周辺の9町村(丹生川村・清見村・荘川村・宮村・久々野町・朝日村・高根村・国府町・上宝村)を編入して誕生しました。合併前の旧高山市はおよそ140km²。それが一気に2,177km²へと、約15倍に膨れ上がったのです。単独の市の合併としては全国屈指のスケールで、この一度の合併が「日本一広い市」を生み出しました。合併の詳しい経緯は高山市公式サイトにも記録されています。

📜 歴史メモ

高山市は長野・富山・福井・石川の4県に接しています。1つの市が4つの県に隣り合うのは全国でもまれで、これも広大な市域ならではの特徴。飛騨の山々を越えれば北陸にも信州にも通じる、まさに「山国の交差点」に位置しています。

森林率92%|広さの正体は飛騨の山々

2,177km²という数字の内訳を見ると、驚くのはその約92%が森林だということです。つまり人が暮らしたり観光したりできる平地・緩傾斜地は、全体のわずか8%ほど。残りは北アルプスから続く深い山林が占めています。だからこそ市域は広くても人口は9万人を切り、人口密度は極めて低くなります。「広いのに静か」という飛騨高山の独特の空気感は、この森林率の高さが生み出しているものなのです。木工が盛んで古い町並みの建物に木の香りが漂うのも、豊かな森があってこそと言えます。

東京都とほぼ同じ、大阪府・香川県より広い

広さを実感するには、身近な地域と重ねてみるのが一番です。高山市の2,177.61km²は、東京都(約2,194km²)の約99%に相当します。地図上で高山市に東京都を重ねると、23区も多摩地域もすっぽり収まってしまうほど。さらに大阪府や香川県よりも広いので、「1つの市が府や県より大きい」という逆転現象が起きています。旅行の計画を立てるときは、この事実を頭に入れておくと移動時間の見積もりを誤りません。「同じ市内だから近いはず」という感覚が、飛騨では通用しないのです。

高山市の面積を9つのエリアに分けて詳しく歩き方を解説した記事もあります。あわせてどうぞ。

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広すぎて失敗する人が続出|1日で回ろうとして詰む

ここで実際にありがちな失敗を1つ。「高山観光」と検索して古い町並み・奥飛騨温泉郷・荘川エリアを1日で全部回ろうと計画し、移動だけで日が暮れてしまうケースです。原因は、市域の広さを甘く見ていること。中心市街地から奥飛騨温泉郷までは車で約1時間、荘川方面も同様に離れています。対策はシンプルで、1日1〜2エリアに絞ること。古い町並みと朝市で午前、午後は近場の温泉、というように欲張らない行程が結局は満足度を高めます。広い市は「点」ではなく「面」で捉えるのがコツです。

2位〜5位を深掘り|浜松・日光・北見・静岡の顔ぶれ

2位〜5位を深掘り|浜松・日光・北見・静岡の顔ぶれの解説画像

1位の高山市が突出しているとはいえ、2位以下も個性豊かな巨大都市が並びます。ここでは2位から5位までを、それぞれの特徴とともに見ていきましょう。上位に共通する「あるキーワード」も見えてきます。

2位 浜松市|政令指定都市で日本最大面積

2位は静岡県浜松市で、面積は1,558.06km²。注目すべきは、これが政令指定都市のなかで日本最大の面積だという点です。2005年に12もの市町村が合併して現在の市域になりました。南は遠州灘の海、北は南アルプスの山岳地帯まで市域が伸び、海と山の両方を1つの市に抱えています。人口も約78万人と多く、「広くて人も多い」というバランス型。高山市が「広くて静か」なのとは対照的で、同じ上位でも性格はまるで違います。

3位 日光市|東日本最大、世界遺産の山岳都市

3位は栃木県日光市の1,449.83km²。関東地方はもちろん、東日本で最大の面積を誇る市です。2006年に周辺の町村が合併して広がりました。日光東照宮をはじめとする「日光の社寺」は世界遺産に登録され、中禅寺湖や華厳の滝、奥日光の湿原まで市域に含まれます。山岳と観光資源が広大な面積の中に散らばっている点は、じつは高山市とよく似た構造。広い市は、見どころが分散しているという共通の旅の特徴を持っています。

4位 北見市/5位 静岡市|北海道と本州の巨人

4位は北海道の北見市(1,427.41km²)。オホーツク海に面し、玉ねぎの産地として知られる道東の中核都市です。5位は静岡県静岡市(1,411.83km²)で、こちらも政令指定都市。市域が南アルプスの3,000m級の稜線まで達しており、「県庁所在地なのに市内に日本有数の高山がある」という珍しい市です。北海道と本州、タイプは違えど、どちらも山や海の自然を市域いっぱいに抱え込んでいます。

💡 ぎふ旅メモ

2位〜5位の顔ぶれをよく見ると、静岡県から浜松・静岡の2市がランクインしています。じつは静岡県は「広い市」の密度が高い県。ただし1位・高山市だけは他を大きく引き離しており、県単位で見ると岐阜県の存在感が際立ちます。

上位の共通点|「山」と「平成の大合併」

ここまで見てきて気づくのは、TOP5がそろって「山岳地帯を抱え」「2005〜2006年の平成の大合併で誕生した」という2つの共通点を持つことです。平地は分割して市になりやすいのに対し、山地は人口が少なく、複数の町村がまとまって1つの広い市になりやすい。つまり「日本で一番大きい市ランキング」は、言い換えれば「山をたくさん抱えた市のランキング」でもあるのです。この視点を持つと、順位の意味がより深く理解できます。

6位〜10位まで一気に紹介|釧路・鶴岡・宮古・一関・庄原

6位以下も1,200km²を超える広大な市が続きます。ここまで来ると北海道・東北の市が目立ち始めるのも面白いところ。まとめて特徴を押さえておきましょう。

6位 釧路市/7位 鶴岡市|道東と東北の広域市

6位は北海道釧路市(1,362.90km²)。世界的にも貴重な釧路湿原を市域に抱える、道東の中心都市です。7位は山形県鶴岡市(1,311.53km²)で、東北地方では最大の面積を誇ります。日本海から出羽三山の霊峰まで市域が広がり、山岳信仰の地としても知られます。どちらも「自然遺産級の広大なフィールド」を市の中に持っているのが特徴です。

8位 宮古市/9位 一関市|岩手の2大広域市

8位・9位はともに岩手県から。8位の宮古市(1,259.15km²)は三陸海岸に面し、本州最東端のトドヶ崎を擁します。9位の一関市(1,256.42km²)は岩手県南部の中核市で、平泉に隣接する歴史のまち。岩手県は面積そのものが北海道に次ぐ広さの県で、その中に巨大な市が複数存在するのも納得です。東北を旅するなら、この「移動距離の長さ」を前提に計画を立てたいところです。

10位 庄原市|中国地方最大面積の市

10位は広島県庄原市(1,246.49km²)。中国地方では最大の面積を誇る市で、県北部の中国山地に広がっています。西日本の市がTOP10にランクインするのは、この庄原市が代表格。上位が北日本と山岳地帯に偏るなかで、中国地方から食い込んでいる点が印象的です。11位には富山県富山市(1,241.77km²)が続き、北陸勢もすぐ後ろに控えています。

📝 TOP10のポイントまとめ

  • 1位 高山市(岐阜)は2位に600km²以上の大差をつけて独走
  • 2位 浜松・5位 静岡は政令指定都市、3位 日光は東日本最大
  • 6位以下は北海道・東北の市が中心、10位に西日本の庄原市
  • TOP10はすべて山岳地帯を抱え、平成の大合併で拡大した

番外編|市町村全体だと村が割り込む

ここまでは「市」に絞った順位でしたが、町村を含めた市町村全体のランキングになると顔ぶれが少し変わります。たとえば北海道の留別村(1,450km²前後)や足寄町(1,408km²前後)が上位に食い込んできます。それでも1位は変わらず高山市。市・町・村すべてを含めても、高山市が日本一広い自治体であることに変わりはありません。「市」限定か「市町村全体」かで数字が違って見えるので、ランキングを比べるときは前提を確認するのがおすすめです。

実は岐阜県は「広い市」の宝庫だった|高山+郡上の底力

実は岐阜県は「広い市」の宝庫だった|高山+郡上の底力の解説画像

ここで少し意外な視点を。日本一の高山市ばかりが注目されますが、じつは岐阜県には広い市がもう1つあります。県全体で見ると、岐阜は「広域市の宝庫」と言ってもいい地理的な特徴を持っているのです。

意外と知られていない|岐阜には郡上市という巨人も

高山市の陰に隠れがちですが、岐阜県には郡上市という広い市があります。郡上八幡の古い町並みや郡上おどりで知られるまちですが、その面積は1,030.75km²。これは香川県のほぼ6割に匹敵する広さで、東海地方でも屈指のスケールです。県内に「日本一広い市」と「1,000km²超の市」が並存しているのは、全国的に見てもかなり珍しいこと。詳しい数値は郡上市公式サイトで公開されています。

郡上市も1,030km²|県面積の約1割を占める

郡上市の1,030.75km²は、岐阜県全体の面積のおよそ1割に相当します。高山市とあわせると、この2市だけで岐阜県のかなりの部分を占めてしまう計算です。岐阜県は海に面していない内陸県で、北部は飛騨の山岳、中部は美濃の山々が連なります。人口の少ない山間部が広く合併したことで、大きな市が生まれやすい土壌があったわけです。「岐阜=山が深い県」という地理が、そのままランキングに反映されています。

なぜ岐阜に広い市が集まるのか|山国という土台

実は、と切り出したくなる事実がここにあります。面積の大きい市が生まれる条件は「山が多く、人口密度が低いこと」。岐阜県はまさにその典型で、県土の約8割が森林です。平地が少ないぶん、町村が単独で存続しにくく、合併して広い市になりやすい。逆に平野部の多い県では市域が細かく分かれる傾向があります。つまり「日本で一番大きい市ランキング」で岐阜が1位に立つのは偶然ではなく、山国という地理的な必然だったのです。

岐阜のエリアごとの旅の組み立て方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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数字だけじゃない|広い市は旅の目的地が分散する

広い市を旅の視点で見ると、「目的地が1か所に集中していない」という共通点が浮かびます。高山市なら古い町並み・奥飛騨温泉郷・荘川、郡上市なら郡上八幡・ひるがの高原・明宝と、見どころが市内各地に散らばっています。これはメリットでもあり、注意点でもあります。1日で全部は回れないぶん、何度も通う楽しみがある。ランキングの数字を「移動距離の大きさ」と読み替えると、旅の計画がぐっと現実的になります。

日本一広い高山市を旅で楽しむ|エリア別の歩き方

ランキングを眺めるだけで終わらせず、実際に1位の高山市を旅するならどう動くか。広い市だからこそ、旅のスタイルに合わせたエリア選びが満足度を左右します。目的別に整理してみましょう。

ドライブ旅向け|古い町並みから奥飛騨温泉郷へ

車を使うドライブ旅なら、高山市の広さは弱点どころか魅力になります。おすすめは、午前に中心市街地の古い町並みと朝市を歩き、午後は国道158号を東へ進んで奥飛騨温泉郷へ抜けるルート。中心部から奥飛騨までは車で約1時間です。道中は北アルプスの山並みが車窓に広がり、走ること自体が観光になります。注意点は駐車場で、古い町並み周辺の市営駐車場は週末の午前中に満車になりやすいので、朝早めの到着が安心です。冬場はスタッドレスタイヤが必須です。

📍 高山市 古い町並み(さんまち通り周辺) 岐阜県高山市上三之町周辺

家族連れ・カップル向け|まつりの森や白川郷方面へ

家族連れなら、高山祭の屋台を地下ドームで体感できる「飛騨高山まつりの森」など、天候に左右されにくい屋内スポットを組み込むと安心です。カップルには、奥飛騨温泉郷の露天風呂と星空の組み合わせが人気。広い市域を活かして、賑わいの中心部と静かな山間部を1泊2日で両方味わう贅沢な使い分けができます。高山市から足を延ばせば世界遺産の白川郷も射程圏内で、飛騨エリアをまるごと楽しむプランが組めます。

飛騨高山と白川郷をまとめて巡りたい方は、この記事が役立ちます。

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一人旅向け|朝市と古い町並みをじっくり

一人旅なら、あえて広く動かず中心市街地に滞在するのがおすすめです。宮川朝市で地元の人と言葉を交わし、古い町並みを路地までじっくり歩き、飛騨牛やみたらしだんごを食べ歩く。移動を最小限にすれば、広い市の「密度の濃い中心部」を深く味わえます。公共交通で訪れる場合、高山駅を拠点にすれば主要スポットは徒歩圏内。車がなくても中心部だけなら十分に楽しめるのが、一人旅にはありがたいポイントです。

甘く見ると危険|冬の山間部で通行止めに遭う失敗

もう1つ、広い市ならではの失敗を紹介します。冬に「高山市内だから大丈夫」と軽い装備で山間部へ向かい、雪や凍結で通行止め・立ち往生に遭うケースです。原因は、同じ市内でも中心市街地と標高の高い山間部で気候がまったく違うこと。奥飛騨や高根・荘川方面は積雪が多く、冬季閉鎖される道路もあります。対策は、出発前に道路情報を必ず確認し、冬タイヤ・チェーンを備えること。広い市は「同じ市内でも別世界」と考え、エリアごとに天候を調べるのが鉄則です。

⚠️ 知っておきたい注意点

高山市は南北に長く、中心部と山間部で気温差が10℃以上になることも珍しくありません。夏でも奥飛騨や乗鞍方面は涼しく、羽織るものが1枚あると安心。広い市を旅するときは「1つの天気予報を鵜呑みにしない」のが基本です。

ランキングを旅に活かすコツと確認しておきたいこと

最後に、「日本で一番大きい市ランキング」を実際の旅にどう役立てるか、よくある疑問と確認しておきたい情報源を整理します。数字を知って終わりにせず、次の一歩につなげましょう。

Q&A|「大きい市=観光が充実」ではない?

Q. 面積が大きい市ほど観光スポットも多いの?
A. 必ずしもそうとは限りません。面積の大きさは「山林の広さ」を反映していることが多く、観光地の数と直結するわけではないからです。ただし高山市や日光市のように、広い市域の中に世界遺産級の観光資源が点在するケースもあります。ポイントは「広い=見どころが分散している」こと。回りきろうとせず、目的を絞って訪れるのが賢い楽しみ方です。

アクセスの現実|高山ICからの距離感をつかむ

飛騨は車社会なので、旅の起点になるインターチェンジからの距離感を知っておくと計画が立てやすくなります。高山市の中心市街地へは中部縦貫自動車道の高山ICから約10分。ただし奥飛騨温泉郷方面へはそこからさらに車で約1時間かかります。名古屋方面からは東海北陸自動車道経由で約2時間半、富山方面からも同程度。「ICを降りてからが長い」のが広い市の特徴なので、ナビの到着時刻は余裕を持って見積もっておきましょう。

季節と天候|広い市ほど気候差が大きい

これは繰り返し強調したい点ですが、広い市は市内での気候差が大きくなります。高山市の場合、中心部が晴れていても山間部は雪、ということが冬には日常的に起こります。春の桜も、中心部と荘川エリアでは見頃が2週間以上ずれることがあります。旅の日程を決めるときは、目的地のエリアをピンポイントで調べるのが失敗しないコツ。「市全体の天気」ではなく「行く場所の天気」を見る習慣をつけましょう。

一次情報の確認先|国土地理院・各市公式

面積の正確な数値を知りたいときは、国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」が最も信頼できる一次情報です。観光や交通の最新情報は、高山市公式サイトなど各市の公式ページで確認できます。ランキング記事は更新のタイミングでズレが生じることもあるため、正確な数字が必要なときは公式データを当たるのが確実です。数字の出どころを押さえておくと、旅の計画にも自信が持てます。

まとめ|日本で一番大きい市ランキングから見える岐阜の魅力

「日本で一番大きい市ランキング」を面積基準でたどると、1位は岐阜県高山市(2,177.61km²)。東京都に匹敵し、大阪府や香川県より広いという桁違いのスケールでした。2位以下には浜松市・日光市・北見市・静岡市と、山岳地帯を抱え平成の大合併で誕生した巨大都市が並びます。共通するのは「広さ=山の深さ」であり、見どころが市域に分散しているという旅の特徴でした。そして岐阜県には高山市に加えて郡上市という広域市もあり、山国ならではの地理が日本一を生んでいることも見えてきました。

📝 この記事の要点

  • 日本で一番大きい市は岐阜県高山市(2,177.61km²)で、東京都にほぼ匹敵
  • 2位浜松市・3位日光市・4位北見市・5位静岡市と続く
  • 上位はすべて山岳地帯を抱え、2005〜2006年の平成の大合併で拡大
  • 高山市は森林率約92%、人口は9万人を切る「広くて静か」な市
  • 岐阜県には郡上市(1,030.75km²)という広域市もあり山国の地理を反映
  • 広い市は見どころが分散するため、旅は1〜2エリアに絞るのがコツ
  • 正確な面積は国土地理院、旅の情報は各市公式で確認するのが確実

ランキングの数字を知ったら、次の一歩はぜひ1位・高山市を実際に訪ねてみることです。まずは中心市街地の古い町並みと朝市から。日本一の広さを体で感じながら、飛騨の山と町の魅力をゆっくり味わってみてください。地図の上では東京都に匹敵する広大な市も、歩いてみればひとつひとつの町並みや温泉に、確かな人の温もりが息づいています。

※本記事の面積・人口などのデータは国土地理院および各市公式サイトの公表値に基づきます。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

飛騨高山・白川郷・下呂温泉を中心に、岐阜県の観光スポット・グルメ・温泉情報を発信しています。地元の人に教えてもらった穴場や、季節ごとのおすすめルートなど、旅行計画に役立つリアルな情報をお届けします。

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