岐阜県で神社巡りをするなら、飛騨高山や伊勢方面だけが選択肢ではありません。岐阜県の西部・不破郡垂井町に「鉄の神様」として知られる南宮大社が鎮座していることをご存じでしょうか。
南宮大社は美濃国一宮の格式を持ち、金属・鉱山の守護神として全国から参拝者が訪れる由緒ある神社です。関ヶ原の合戦で全焼した社殿を徳川家光が再建し、その建築群18棟が国の重要文化財に指定されています。朱塗りの楼門、花手水、南宮稲荷の連鳥居、金運アップのお守りなど、1時間ほどの滞在で見どころが凝縮されているのも魅力です。
この記事では、南宮大社の歴史・ご利益・見どころから、御朱印・お守り情報、例大祭の楽しみ方、アクセス・駐車場、周辺の立ち寄りスポットまで、参拝前に知っておきたい情報をまるごとお届けします。
・南宮大社が「鉄の神様」と呼ばれる理由と美濃国一宮の歴史
・重要文化財18棟の見どころと境内の効率的な回り方
・金運アップのお守り・御朱印3種の授与情報
・アクセス(IC別ルート・JR垂井駅)と無料駐車場100台の詳細
南宮大社とは?|美濃国一宮が「鉄の神様」と呼ばれる理由

主祭神・金山彦命が司る金属と鉱山の世界
南宮大社の主祭神は金山彦命(かなやまひこのみこと)です。古事記・日本書紀では、伊邪那美命(いざなみのみこと)が火の神を産んだ際に生まれた神とされ、金属の精錬・鍛冶・鋳造を司る存在として信仰されてきました。
「南宮」の名は、境内の背後にそびえる南宮山(標高約419m)に由来します。この山は古くから鉱物資源が豊富な霊山とされ、山そのものがご神体のような存在です。刀鍛冶や鉱山関係者が五穀豊穣ではなく「良い鉄が採れるように」と祈願したという点で、全国的にも珍しい性格の神社といえます。
現代では金属業に限らず、「金」の字にあやかって金運上昇・商売繁盛を願う参拝者が増えています。ものづくりに関わる仕事をしている方や、起業・独立を考えている方が仕事運アップを祈りに来るケースも多いようです。ただし、南宮大社は観光地化が進んでいないぶん、参拝者がそこまで多くありません。静かに手を合わせたい方にはうってつけの環境です。
美濃国一宮としての格式と全国の鉱山からの信仰
南宮大社は「美濃国一宮」の社格を持ちます。一宮とはその国(旧令制国)で最も格式の高い神社のこと。美濃国は現在の岐阜県南部にあたり、南宮大社はその頂点に立つ存在です。平安時代の「延喜式神名帳」にも名前が記載されており、少なくとも1,000年以上の歴史があります。
全国の鉱山・金属業の総本宮として、かつては佐渡金山や石見銀山の鉱夫たちも遠路はるばる参拝に訪れたと伝わります。境内に奉納された絵馬や灯籠には、各地の鉱山や鍛冶師の名が残っており、いかに広い範囲から信仰を集めていたかがわかります。
ドライブ旅で立ち寄るなら、名神高速の関ヶ原ICから約10分というアクセスの良さも見逃せません。岐阜県内の一宮巡り(南宮大社+飛騨一宮水無神社)を組み合わせるプランも人気です。注意点として、御朱印や授与品の受付は9:00〜16:00なので、夕方到着だと御朱印をいただけない場合があります。
参拝料無料・年中無休で気軽に立ち寄れる
南宮大社の参拝料は無料、駐車場も無料で約100台分のスペースがあります。年中無休なので「今日ちょっと時間が空いたから寄ってみよう」が叶う気軽さです。
境内の広さは想像以上にコンパクトで、主要な建造物を一通り見て回るなら30〜40分ほど。南宮稲荷神社まで足を延ばしても1時間あれば十分です。家族連れでも小さなお子さんが飽きる前に回りきれます。一人旅なら、朝の静かな時間帯に訪れて建築の細部をじっくり眺めるのがおすすめです。
カップルには花手水(毎月1日と15日に開催)の日に合わせた参拝がぴったりです。ただし、境内にはカフェや食堂がないため、食事は垂井町内や関ヶ原方面で済ませる必要があります。自販機はありますが、夏場は飲み物を持参しておくと安心です。
関ヶ原の炎から蘇った社殿|徳川家光が再建した重要文化財18棟の迫力
📜 歴史メモ
慶長5年(1600年)、天下分け目の関ヶ原の合戦のさなかに南宮大社は全焼しました。南宮山のふもとに陣取った毛利秀元の軍勢と、その周辺での戦闘が原因とされています。焼失から42年後の寛永19年(1642年)、三代将軍・徳川家光の命により社殿が再建されました。その際、春日局(家光の乳母)が再建を強く進言したとも伝わります。
朱塗りの楼門をくぐった先に広がる「南宮造」の美
南宮大社を初めて訪れた人がまず驚くのは、楼門の鮮やかな朱色です。この朱塗りは「南宮造(なんぐうづくり)」と呼ばれる独特の建築様式の象徴で、和様と唐様(中国由来の建築手法)を巧みに融合させた造りになっています。
楼門をくぐると、正面に高舞殿(たかぶでん)、その奥に拝殿・幣殿・本殿が一直線に並びます。横に長い回廊が社殿群を囲むように配置されていて、その整然とした構成美は「岐阜県内の神社建築でも屈指」と評されています。朱色と木の素地のコントラストが美しく、どの角度から見ても絵になります。
一人旅や写真好きの方には、楼門の正面からまっすぐ奥を見通すアングルがおすすめです。建築群が縦に重なる奥行きのある構図が撮れます。注意点として、社殿内部は立ち入り禁止なので外観からの鑑賞になります。雨の日は朱色がいっそう鮮やかに映えるため、あえて雨の参拝も悪くありません。
石輪橋・高舞殿・回廊——縦に並ぶ建築群の歩き方
境内に入ると、まず目に入るのが石輪橋(いしわばし)です。花崗岩でできた太鼓橋で、これ自体が重要文化財に指定されています。現在は保護のため渡ることはできませんが、すぐ隣の下向橋(げこうばし)を渡って参拝します。
石輪橋の先に楼門、楼門をくぐると高舞殿があります。高舞殿は神楽や舞を奉納するための舞台で、例大祭ではここで「還幸舞」が披露されます。さらに奥に進むと拝殿、そして本殿へ。この「橋→門→舞殿→拝殿→本殿」と一直線に並ぶ配置が南宮大社の特徴です。
全18棟の重要文化財を効率的に見るなら、正面参道から入って本殿まで直進し、左右の回廊に沿って戻るルートがスムーズです。所要時間は20〜30分。各建物に解説板があるので、歴史に詳しくなくても楽しめます。車いすやベビーカーでも参道は概ね平坦ですが、一部に砂利道があるため注意してください。
年に一度だけ公開される宝物殿と三条宗近の名刀
南宮大社が所蔵する「刀 銘三条」は、平安時代の名工・三条宗近の作品です。三条宗近の現存する刀は日本にわずか五振りとされ、その希少性は刀剣ファンの間で広く知られています。
この名刀を含む宝物殿が一般公開されるのは、毎年11月3日(文化の日)の1日だけです。刀剣に興味がある方はこの日を狙って訪れる価値があります。公開時間は例年9:00〜16:00頃ですが、年によって変更されることがあるため、事前に南宮大社公式サイトで確認しておくと確実です。
宝物殿の公開日は通常の参拝日より人出が増えますが、それでも有名観光地のような混雑にはなりません。駐車場も満車になるケースはまれです。刀剣鑑賞のあと、紅葉が色づき始めた境内を散策するのが11月ならではの楽しみ方です。
金運アップのお守りは小判型?|御朱印3種と花手水の映えスポット

小判型お守りが人気|金属の神様ならではの授与品
南宮大社のお守りで注目したいのは、金属の神様にちなんだ個性的なラインナップです。小判の形をしたお守りは「金運守」として参拝者に人気があり、財布に入るサイズ感で持ち歩きやすいのが特徴です。
ほかにも鍛冶の神様らしく「仕事守」「開運厄除守」など種類が豊富にそろいます。初穂料はお守りの種類によって異なりますが、一般的な神社のお守りと同程度です。授与所の受付時間は9:00〜16:00。土日でも混雑で長時間待つことはほとんどありませんが、正月三が日は例外で行列ができることもあります。
お守り選びに迷ったら、金運と仕事運の両方にご利益があるとされる小判型を選んでおけば間違いありません。家族へのお土産としても喜ばれます。ただし、お守りの種類や在庫は時期によって変わるため、特定のお守りが目当てなら事前に社務所へ電話確認しておくのが確実です。
御朱印は3種類もらえる|本社・二宮・総社を巡る楽しみ
南宮大社では本社の御朱印に加え、境内に鎮座する二宮と総社の御朱印も授与されています。1か所の参拝で3種類の御朱印がいただけるのは、御朱印巡りをしている方にとってうれしいポイントです。
初穂料は300円からで、受付は社務所にて9:00〜16:00です。書き置きではなく直書きで対応してもらえる場合が多いですが、混雑時や行事の際は書き置き対応になることもあります。御朱印帳を忘れた場合は、南宮大社オリジナルの御朱印帳も購入可能です。
御朱印巡りを目的にするなら、午前中の早い時間帯が空いていておすすめです。16:00ギリギリに到着すると受付終了していることがあるため、余裕を持って15:00までには到着したいところ。カップルで御朱印帳をそれぞれ持参し、参拝後にカフェで見せ合うのも楽しい過ごし方です。
御朱印の受付は16:00までですが、書き手の方の休憩や行事によって早めに終了する場合があります。確実にいただきたい方は15:00までの到着を目安にしてください。また、正月期間は特別御朱印が用意されることもありますが、待ち時間が30分以上になることがあります。
花手水は毎月1日と15日だけ|SNSで話題の映えスポット
南宮大社の花手水は、毎月1日と15日に開催されるイベントです。手水舎に季節の花々が丁寧に浮かべられ、朱塗りの社殿を背景にした色彩のコントラストがSNSで話題を集めています。
春はチューリップや桜、夏は紫陽花やひまわり、秋はダリアやコスモス、冬は椿や南天など、季節ごとに異なる花が使われます。花の種類は神社側のセレクトで事前告知はないため、「今月はどんな花だろう」というワクワク感も楽しみのひとつです。
花手水を撮影するなら午前中がベストです。午後になると花がしおれ始めることがあり、鮮やかさが落ちてしまいます。花手水に合わせた呈茶席が開かれることもあり、抹茶と季節の和菓子をいただきながら境内でゆったり過ごせます。1日と15日が平日にあたる月は空いていて狙い目ですが、土日と重なる月は開始直後から人が集まるため、9:00〜10:00の到着がおすすめです。
朱色の鳥居が連なる南宮稲荷神社|境内奥にある”もうひとつの聖域”
京都・伏見稲荷を思わせる連鳥居の参道
南宮大社の本殿から南門を抜けてさらに奥へ進むと、朱色の鳥居がずらりと連なる参道が現れます。これが南宮稲荷神社への道です。京都の伏見稲荷大社を彷彿とさせる光景ですが、こちらは参拝者が少ないぶん、静寂のなかで鳥居のトンネルを独り占めできることもあります。
連鳥居の数は伏見稲荷ほど多くはありませんが、木漏れ日が朱色の鳥居を照らす風景は幻想的です。写真映えするスポットとして知られ始めており、平日の午前中ならほぼ人がいない状態で撮影できます。
足元は土の参道で、雨の翌日はぬかるむことがあります。ヒールや革靴よりもスニーカーがおすすめです。連鳥居は本殿エリアから徒歩5分ほどの距離なので、時間に余裕があればぜひ足を延ばしてみてください。見落としている参拝者も多い「隠れた名所」です。

白玉椿のご神木と七王子社に伝わる言い伝え
南宮稲荷神社のさらに奥、本殿の裏手にあたるエリアには七王子社と呼ばれる小さな社があります。ここに植えられている白玉椿(しらたまつばき)は南宮大社のご神木とされ、古くから「願いが叶う椿」として地元の人々に大切にされてきました。
白玉椿の見頃は2月下旬〜3月中旬です。白い花弁が清楚に咲く姿は、朱塗りの社殿とはまた違った静かな美しさがあります。観光ガイドにもほとんど載っていないスポットなので、地元の人に教えてもらわないとたどり着けないかもしれません。
七王子社周辺は森に囲まれた静かな空間で、一人旅の方や心を静めたい方にぴったりです。ただし、この奥のエリアは照明が少なく、夕方以降は足元が見えにくくなります。日没前に訪れるようにしましょう。虫除けスプレーがあると夏場は快適に過ごせます。
意外と知られていない南宮大社の裏山散策
実は南宮大社の裏手には、椿の群生地が広がる散策路があります。この裏山ルートは地元のウォーキング愛好家には知られていますが、観光客にはほぼ無名の存在です。
散策路は片道15〜20分ほどで、途中から垂井町の平野部を見下ろす眺望ポイントがあります。南宮山の登山口方面に通じるルートもありますが、本格的な登山装備が必要になるため、気軽に歩くなら裏山の散策路を往復するのがちょうどよいでしょう。
ドライブ旅の途中で「もう少し体を動かしたい」という方や、参拝だけでは物足りない方にはうってつけの寄り道です。ただし、散策路には案内板が少なく、雨天時は滑りやすい箇所があります。足元のしっかりした靴と、季節によっては熊鈴の携行もおすすめします。
南宮大社の裏山は椿の名所として地元では有名です。2月下旬〜3月中旬には白やピンクの椿が一斉に咲き、境内とはまた違う自然豊かな風景が楽しめます。椿の時期に訪れるなら、本殿→南宮稲荷→裏山散策→駐車場というルートで1時間半ほど見ておくと余裕を持って回れます。
例大祭は5月4〜5日が本番|還幸舞と蛇山神事を見逃すな

3基の神輿が練り歩く神幸式の迫力
南宮大社の例大祭は毎年5月4日・5日に開催され、年間を通じて最も境内が活気づく2日間です。5月5日の「神幸式」では3基の神輿が南宮大社から御旅神社まで渡御し、沿道には地元住民や観光客が集まります。
神輿の渡御は午後から行われ、白装束の担ぎ手たちが声を上げながら練り歩く姿は迫力があります。普段は静かな神社が一気に祭りの熱気に包まれ、岐阜県西濃地区を代表する春の祭事として親しまれています。
見物するなら御旅神社周辺がおすすめです。南宮大社の正面参道は人が多く視界が限られますが、御旅神社側は比較的スペースにゆとりがあります。例大祭の前日(5月4日)には御田植神事も行われるので、2日間通しで見ると祭りの全体像がよくわかります。注意点として、例大祭当日は周辺道路に交通規制がかかるため、早めの到着を心がけてください。
国指定重要無形民俗文化財「還幸舞」の3つの舞
例大祭のハイライトが「還幸舞(かんこうまい)」です。この舞は国指定重要無形民俗文化財に登録されており、「羯鼓舞(かっこまい)」「脱下舞(だつげまい)」「竜子舞(りゅうこまい)」の3つの演目から構成されています。
羯鼓舞は太鼓を打ちながら舞う勇壮な演目、脱下舞は衣を翻しながらの優雅な動き、竜子舞は竜をかたどった装束での力強い舞が特徴です。3つの舞を合わせて約30〜40分の上演時間で、市場野祭礼場で披露されます。
還幸舞は地元の保存会によって受け継がれており、練習を重ねた地域の方々が舞い手を務めます。無形文化財の舞を間近で見られる機会は貴重です。舞の解説パンフレットが当日配布されることもあるため、受付付近で確認してみてください。席の確保は演目開始の30分前が目安です。
例大祭の混雑・交通規制と穴場の時間帯
例大祭当日(5月5日)は通常の数倍の参拝者が訪れ、周辺道路に交通規制がかかります。南宮大社の駐車場(約100台)は午前中に満車になることが多く、臨時駐車場が設けられる年もありますが、確実に停めたいなら9:00前の到着が安心です。
JR垂井駅からの徒歩ルートなら交通規制の影響を受けません。電車利用が可能な方は、この日に限っては車より電車のほうがストレスなく参拝できます。大垣駅からJR東海道本線で1駅(約5分)と近いので、大垣に車を停めて電車で移動する方法もあります。
穴場は5月4日の御田植神事です。5日の神幸式・還幸舞に比べると人出が少なく、落ち着いて見物できます。祭りの雰囲気を味わいつつ混雑を避けたい方は4日を狙うとよいでしょう。なお、例大祭期間中は御朱印の受付に通常以上の時間がかかることがあります。
車でも電車でも行きやすい|アクセス・駐車場・所要時間ガイド
名神高速 関ヶ原IC・大垣ICからのルート
車で南宮大社を目指す場合、最寄りICは名神高速道路の関ヶ原ICです。関ヶ原ICから南宮大社までは国道21号線経由で約10分、距離にして約5kmです。IC降りてからの道はほぼ一本道で、案内標識も出ているため迷うことはほとんどありません。
大垣ICからは約15分、名古屋方面から来る場合はこちらのICを使うほうが高速料金を抑えられることがあります。大垣IC→国道21号線を西へ進むルートで、交通量は平日は少なく快適です。
名古屋市中心部からは約1時間、岐阜市中心部からは約40分が目安です。週末でも周辺道路が渋滞することはまれですが、例大祭(5月4〜5日)と正月三が日だけは例外です。この時期は交通規制がかかるため、ICを降りてからの時間が通常の2〜3倍かかる場合があります。
JR垂井駅から徒歩20分のルートと注意点
公共交通機関を使う場合、最寄り駅はJR東海道本線の垂井駅です。垂井駅から南宮大社までは徒歩約20分、距離にして約1.5kmです。駅を出て南方向へまっすぐ歩くルートで、途中に中山道垂井宿の町並みを通るため、歩いていても退屈しません。
垂井駅はJR大垣駅から1駅(所要約5分)で、大垣駅は名古屋駅からJR東海道本線の新快速で約30分です。名古屋から乗り換え1回で到着でき、新幹線を使う場合は米原駅で乗り換えるルートもあります。
注意点として、垂井駅にはタクシー乗り場がありますが、常時タクシーが待機しているわけではありません。足腰に不安がある方や真夏の暑い時期は、事前にタクシーを予約しておくか、大垣駅からタクシーを利用するほうが確実です。大垣駅からタクシーなら約20分・料金は3,000円前後が目安です。
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| 関ヶ原IC | 車 | 約10分 | 駐車場無料 |
| 大垣IC | 車 | 約15分 | 駐車場無料 |
| 名古屋市中心部 | 車(名神高速) | 約1時間 | 高速料金+駐車場無料 |
| 岐阜市中心部 | 車(国道21号) | 約40分 | 駐車場無料 |
| JR垂井駅 | 徒歩 | 約20分 | — |
| JR名古屋駅 | 電車(大垣乗換) | 約40〜50分 | 片道680円程度 |
無料駐車場100台の場所と混雑する時期
南宮大社の駐車場は境内の東側にあり、収容台数は約100台、料金は無料です。普段の土日であれば満車になることはほとんどなく、到着してすぐに駐車できます。
駐車場から正面参道の鳥居までは徒歩2〜3分で、平坦な道のりです。大型バスの駐車スペースも確保されているため、団体参拝でも対応可能です。
混雑するのは正月三が日、例大祭(5月4〜5日)、花手水の開催日が土日と重なった場合の3パターンです。正月三が日は臨時駐車場が開設されることがありますが、それでも午前10:00を過ぎると周辺道路まで渋滞が発生します。初詣に車で行く場合は年明け直後(0:00〜2:00)か、1月4日以降に時期をずらすのが賢い選択です。

参拝のついでに寄れる場所は?|南宮大社周辺の立ち寄りスポット
関ヶ原古戦場記念館で戦国ロマンに浸る
南宮大社から車で約10分、天下分け目の戦いの舞台に建つ「関ヶ原古戦場記念館」は、歴史好きなら外せないスポットです。入館料は一般500円、高校生・大学生300円、中学生以下は無料。1階のグラウンドビジョンでは関ヶ原の合戦をCG映像で体験でき、4階展望室からは実際の古戦場を一望できます。
営業時間は9:30〜17:00(最終入館16:30)、定休日は毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)です。館内はコンパクトにまとまっており、所要時間は1〜1.5時間が目安。南宮大社の参拝(約1時間)と合わせて半日プランが組めます。
家族連れには戦国武将の甲冑体験コーナーが人気です。ミュージアムショップでは戦国グッズや関ヶ原限定のお土産も充実しています。南宮大社が関ヶ原の合戦で焼失した歴史を知ったうえで訪れると、記念館の展示がより深く響くはずです。駐車場は記念館に併設(無料)されています。
垂井の泉と中山道垂井宿の歴史散歩
南宮大社からJR垂井駅方面へ歩く途中に、「垂井の泉」と呼ばれる湧水スポットがあります。古来より旅人の喉を潤してきた名水で、「たるい」の地名の由来にもなったと伝わります。現在は小さな公園として整備されており、石碑や解説板が設置されています。
垂井の泉から垂井駅にかけてのエリアは、かつての中山道垂井宿の面影を残す町並みが続きます。宿場町の雰囲気を感じながら15分ほど歩くと駅に到着します。歴史散歩好きな方にはたまらないルートですが、特にお店や飲食店が並んでいるわけではないため、食事は大垣方面や関ヶ原方面で済ませる計画にしておきましょう。
垂井の泉は無料で見学でき、所要時間は10分ほど。南宮大社から徒歩約15分の距離にあるため、電車で訪れた帰りに立ち寄るのがスムーズです。車の場合は南宮大社の駐車場に停めたまま歩いて行けます。夏場は木陰で涼みながら湧水を眺められる癒やしスポットです。
ドライブ旅なら養老の滝・養老天命反転地へ足を延ばす
南宮大社から車で約25分南へ走ると、養老公園エリアに到着します。「養老の滝」は落差32m・幅4mの名瀑で、日本の滝百選にも選ばれています。駐車場から滝壺までは遊歩道を片道約30分歩きますが、木々に囲まれた渓流沿いの道はマイナスイオンたっぷりで気持ちの良い散歩になります。
養老公園内にある「養老天命反転地」は、現代美術家・荒川修作とマドリン・ギンズが設計した体験型アート空間で、起伏のある地形や傾いた建物の中を歩き回る不思議な施設です。家族連れやカップルに人気があり、所要時間は1〜2時間が目安です。
南宮大社→関ヶ原古戦場記念館→養老の滝と回れば、岐阜県西濃エリアの1日ドライブコースが完成します。朝9:00に南宮大社を出発すれば、養老で遅めのランチをとって夕方には名古屋方面へ戻れるスケジュールです。ただし、養老の滝への遊歩道は傾斜がきつい箇所があるため、足腰に自信がない方は手前の展望ポイントで折り返すのもひとつの手です。
9:00 南宮大社で参拝&花手水(約1時間)
→ 10:15 関ヶ原古戦場記念館(約1.5時間)
→ 12:00 関ヶ原〜垂井エリアでランチ
→ 13:30 養老の滝&養老天命反転地(約2時間)
→ 16:00 帰路(名古屋方面へ約1時間)

まとめ|南宮大社は岐阜ドライブの穴場パワースポット
南宮大社は美濃国一宮の格式を持ちながら、観光地化されすぎていない「静かに参拝できる」岐阜の穴場スポットです。徳川家光が再建した重要文化財18棟の朱塗り社殿は建築としての見応えがあり、金属の神・金山彦命のご利益は金運・仕事運を求める方に響くものがあります。名神高速の関ヶ原ICから約10分、駐車場無料・参拝料無料という気軽さも、ドライブ旅の立ち寄り先として優秀です。
📝 南宮大社参拝のポイントまとめ
- 主祭神は金山彦命。金属・鉱山の総本宮で、金運・商売繁盛・仕事運のご利益がある
- 関ヶ原の合戦で全焼後、徳川家光が再建。重要文化財18棟の「南宮造」は必見
- 御朱印は本社・二宮・総社の3種類。受付は9:00〜16:00
- 花手水は毎月1日・15日開催。午前中の訪問がベスト
- 南宮稲荷神社の連鳥居と裏山の椿群生地は隠れた名所
- 例大祭(5月4〜5日)の還幸舞は国指定重要無形民俗文化財
- 駐車場は無料で約100台。関ヶ原ICから約10分のアクセス
「岐阜で神社を巡りたいけど、人混みは苦手」という方には特におすすめです。まずは南宮大社の公式サイトで花手水の開催日や行事予定をチェックし、お気に入りの日を見つけてみてください。関ヶ原古戦場記念館や養老の滝と組み合わせれば、充実の岐阜西濃ドライブが楽しめます。
| 住所 | 〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734-1 |
| 参拝時間 | 参拝自由(御朱印・お守り授与 9:00〜16:00) |
| 参拝料 | 無料 |
| 駐車場 | 無料(約100台) |
| アクセス | 名神高速 関ヶ原ICから約10分/JR垂井駅から徒歩約20分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
※営業時間・料金等は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

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