高山から白川郷への行き方|バスvs車の料金・時間・渋滞回避を完全比較

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高山から白川郷まで、どうやって行くのが正解なんだろう?バスと車、どちらが便利?所要時間や料金はどのくらい違うの?——そんな疑問を抱えて検索している方は多いはずです。

結論から言うと、高山から白川郷へのアクセスは「濃飛バスで片道約50分」か「車で東海北陸自動車道を使って約40分」の2択。どちらを選ぶかは旅のスタイル次第です。この記事では、バスと車それぞれの料金・所要時間・メリットデメリットから、駐車場事情、渋滞回避のコツ、日帰りモデルプランまで、高山〜白川郷間の移動に必要な情報をまるごとお伝えします。

📌 この記事でわかること

・高山〜白川郷のバス料金(片道2,800円)と予約方法
・車で行く場合の高速料金(ETC 840円)と所要時間(約40分)
・混雑を避ける出発時間と渋滞回避ルート
・バスvs車の比較表で自分に合った移動手段がわかる

目次

高山から白川郷へのアクセス手段は?|バスと車の2ルートを整理

高山から白川郷へのアクセス手段は?|バスと車の2ルートを整理の解説画像

濃飛バスなら高山駅から乗り換えなしで白川郷へ

高山から白川郷への公共交通機関は、濃飛バスの高山〜白川郷線が定番です。JR高山駅に隣接する高山濃飛バスセンターから白川郷バスターミナルまで、乗り換えなしの直行便が1日25便以上運行しています。所要時間は約50分で、片道2,800円。車を運転しない方や、飛騨の山あいの風景を車窓から楽しみたい方にぴったりの移動手段です。

ただし、ほとんどの便が予約制です。特にゴールデンウィークや紅葉シーズンの週末は満席になることも珍しくありません。「行けばなんとかなる」と考えていると、次の便まで1時間以上待つ羽目になった——という失敗談は意外と多いので、事前予約は必須と考えてください。

車なら東海北陸自動車道で約40分|高山西ICから白川郷ICへ

車の場合は、高山市街から高山西ICに入り、中部縦貫自動車道〜東海北陸自動車道を経由して白川郷ICで降りるルートが最短です。距離は約40km、所要時間は約36分。高速料金は通常1,240円、ETC利用で840円、ETC休日割引が効けば590円まで下がります。

白川郷ICから合掌造り集落までは一般道で約10分。道もわかりやすく、カーナビで「村営せせらぎ公園駐車場」を目的地にセットすればまず迷いません。ただし、白川郷IC出口から駐車場までの区間がピーク時には大渋滞します。通常10分の道に2時間以上かかることもあるため、車で行く方は出発時間の工夫が欠かせません。

一般道ルートは片道2時間半|節約重視なら選択肢に

高速道路を使わず国道158号〜国道156号を経由するルートもあります。所要時間は約2時間30分と大幅に伸びますが、高速料金はゼロ。荘川の道の駅や御母衣ダムなど、途中の景色を楽しみながらドライブしたい方には悪くない選択です。

ただし、冬季(12月〜3月)は路面凍結や積雪のリスクが高く、一般道での移動はおすすめしません。冬に訪れるなら高速道路利用かバスが安心です。一般道ルートは春〜秋のドライブ好きに限定した選択肢と考えたほうがよいでしょう。

電車だけでは白川郷に行けない理由

意外と知られていないのが、白川郷には鉄道の駅がないという事実です。JR高山本線は高山駅が最寄りで、そこから先は鉄路がありません。つまり「電車だけで白川郷に行く」のは不可能で、必ず高山駅からバスか車に乗り換える必要があります。

名古屋や大阪からJR特急「ひだ」で高山駅に到着し、そこからバスに乗り継ぐのが鉄道旅行者の定番ルートです。乗り継ぎ時間は30分〜1時間ほど余裕を見ておくと、高山駅周辺の古い町並みを少し散策してからバスに乗れます。

濃飛バスの予約方法と乗り方|当日慌てないための準備

予約は「発車オ〜ライネット」で24時間受付

濃飛バスの高山〜白川郷線は予約制のため、事前に座席を確保しておくのが鉄則です。予約方法は2つあります。1つ目は電話で、濃飛バス予約センター(TEL 0577-32-1688、受付9:00〜17:00)に直接連絡する方法。2つ目は「発車オ〜ライネット」というウェブサイトから24時間いつでも予約できる方法です。

予約開始は乗車日の1か月前から。人気シーズンは予約開始直後に埋まることもあるため、旅行日程が決まったら早めに押さえましょう。特に午前中の便は観光客が集中するので、午後便のほうが比較的取りやすい傾向があります。

乗車当日の流れ|バスセンターの場所と乗り場

高山濃飛バスセンターはJR高山駅の東口を出てすぐの場所にあります。駅から徒歩1分もかかりません。バスセンター内に窓口があるので、予約済みの方はそこで乗車券を購入します。窓口の営業時間は限られているため、早朝便を利用する場合は前日のうちに乗車券を買っておくと安心です。

白川郷行きのバスは乗り場が決まっており、案内表示に従えば迷うことはありません。大型のスーツケースはバスのトランクに預けられるので、宿泊荷物が多くても大丈夫です。冬場はバスの遅延が発生することもあるため、乗り継ぎの予定がある方は余裕のあるスケジュールを組んでください。

帰りのバスは早めに予約を|白川郷→高山の注意点

行きのバスだけ予約して、帰りは現地でなんとかしよう——この考えが失敗のもとです。白川郷から高山への帰りのバスも予約制で、特に15時〜16時台の便は日帰り客で混み合います。行きの予約と同時に帰りの便も押さえておくのが安全です。

白川郷バスターミナルは合掌造り集落の入口付近にあり、Googleマップで見るで場所を確認できます。出発時刻の10分前にはバス停に到着しておきましょう。冬場の積雪や道路状況によってバスが2時間以上遅延するケースもあるため、帰りの電車との接続は余裕を持たせるのが安心です。

💡 ぎふ旅メモ

濃飛バスの高山〜白川郷線には、往復バス乗車券に合掌造りの食事や施設入場がセットになったお得なプランも用意されています。個別に購入するより数百円お得になるので、予約時にチェックしてみてください。

片道2,800円は高い?|バス代を抑える方法

片道2,800円、往復で5,600円。交通費だけで決して安くはないと感じる方もいるでしょう。バス代を少しでも抑えたいなら、先ほどのセットプラン(食事付き往復券)を利用するのが手軽です。

また、金沢から白川郷を経由して高山へ抜ける「高山〜白川郷〜金沢線」を利用すれば、北陸と飛騨を一筆書きで回る旅程も組めます。ルートの片方をバス、もう片方を車にする「片道バス+レンタカー返却」の組み合わせも自由度が高く、家族旅行やグループ旅行では1台分の高速代と駐車場代を節約できる場合があります。

車で白川郷に行くなら知っておきたい駐車場事情

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村営せせらぎ公園駐車場が観光の起点|料金は1回2,000円

白川郷を車で訪れるなら、まず目指すのは村営せせらぎ公園駐車場です。合掌造り集落の入口に位置し、庄川にかかる「であい橋」を渡ればすぐに集落散策が始められます。普通車の駐車料金は1回2,000円で、営業時間は8:00〜17:00(最終入庫16:30)。

Googleマップで見る

白川郷は集落内への車の乗り入れが制限されているため、この駐車場が事実上唯一の公式駐車場です。駐車場から集落の中心部までは徒歩5分ほど。1日1回の料金なので、入庫後は車を置いたまま心ゆくまで散策を楽しめます。

📍 スポット情報

名称 村営せせらぎ公園駐車場
所在地 岐阜県大野郡白川村荻町
営業時間 8:00〜17:00(最終入庫16:30)
駐車料金 普通車 2,000円/バス 10,000円
アクセス 白川郷ICから車約10分

ピーク時は2時間待ち?|駐車場渋滞のリアル

白川郷の駐車場渋滞は、旅行者が想像する以上に深刻です。ゴールデンウィーク、紅葉シーズン(10月中旬〜11月上旬)、年末年始は、白川郷ICを降りてから駐車場まで通常10分の道のりに2時間以上かかることがあります。

せせらぎ公園駐車場が満車になると、係員が「みだしま公園駐車場」や「寺尾臨時駐車場」へ誘導します。臨時駐車場からはシャトルバスで集落まで移動するため、さらに時間がかかります。ドライブ旅の場合、「駐車場に入れなくて白川郷を素通りした」という残念な結果にならないよう、時間帯と時期の見極めが大切です。

10時前到着が鉄則|混雑を避ける出発時間の目安

駐車場渋滞を避ける最大のポイントは「朝早く到着すること」です。具体的には、せせらぎ公園駐車場の開場時間(8:00)に合わせて到着できるよう逆算しましょう。高山市内からなら7:00〜7:30に出発すれば、開場直後の空いた状態で駐車できます。

遅くとも10:00までに駐車場に入っていれば、ほぼ確実にスムーズです。10:00を過ぎると団体バスが到着し始め、11:00以降は個人の車も増えて一気に混み合います。朝イチで白川郷を散策し、昼前に高山に戻って古い町並みでランチ——という流れが、渋滞知らずの効率的なプランです。

荘川IC経由の裏ルートで渋滞回避

名古屋方面から白川郷ICに向かう車で渋滞が発生している場合、1つ手前の荘川ICで降りて国道156号を北上するルートが有効です。この「すんなりルート」は、渋滞している車列と反対側の車線から駐車場にアクセスできるため、待ち時間を大幅に短縮できる可能性があります。

荘川ICから白川郷までは一般道で約40分。高速道路の料金も荘川ICまでのほうが白川郷ICまでより安くなります。ただし、このルートは公式に「渋滞時の迂回路」として紹介されているため、ハイシーズンはこの裏ルートも混雑し始めています。朝早い出発と組み合わせるのが最も確実です。

⚠️ 知っておきたい注意点

冬季(12月〜3月)は東海北陸自動車道の飛騨清見IC〜白川郷IC間でチェーン規制が入ることがあります。スタッドレスタイヤは必須で、チェーンも車に積んでおくと安心です。天候急変で通行止めになるケースもあるため、冬の車移動は出発前にNEXCO中日本の道路情報を必ず確認してください。

バスと車どちらがいい?|旅のスタイル別おすすめ比較

比較項目 濃飛バス 車(高速利用) 車(一般道)
所要時間 約50分 約40分 約2時間30分
片道料金(1人) 2,800円 ETC 840円+ガソリン代 ガソリン代のみ
駐車場代 不要 2,000円 2,000円
予約の要否 要予約 不要 不要
自由度 時刻表に縛られる 自由に動ける 自由に動ける
渋滞リスク 低い 高い(ピーク時) 低い

一人旅やカップルならバスが手軽

1〜2人の旅行なら、トータルコストと手軽さでバスに軍配が上がります。1人あたり片道2,800円は車の高速代+ガソリン代+駐車場代と比べてもほぼ同等。加えて、駐車場の渋滞を気にせず済む精神的なゆとりは大きな価値です。

バスの車窓からは飛騨の山並みやトンネルを抜けた先の渓谷美が楽しめるのも魅力。カップル旅行なら、運転の疲れを気にせず2人で景色を楽しめるバスのほうが旅の思い出に集中できます。

家族やグループ旅行なら車の割り勘がお得

3〜4人以上のグループなら、車のほうがコスパは断然有利です。高速料金ETC840円+駐車場2,000円=2,840円を4人で割れば1人あたり約710円。バスの2,800円×4人=11,200円と比べると圧倒的な差です。

子連れ家族にとっては、荷物の量や移動中の自由度も車の大きなメリット。チャイルドシートの持ち込みが不要で、途中で休憩も自由にできます。ただし、駐車場の渋滞リスクはしっかり計算に入れて、朝早めの出発を心がけてください。

冬の白川郷は安全面でバスがおすすめ

12月〜3月の冬季は、安全面を考えるとバスを強くおすすめします。飛騨地方の冬は積雪量が多く、東海北陸自動車道はチェーン規制や通行止めが頻繁に発生します。雪道の運転に慣れていない方が無理に車で向かうと、スリップや立ち往生のリスクがあります。

濃飛バスのドライバーは雪道走行のプロです。バスが遅延する可能性はありますが、安全に白川郷まで連れて行ってくれます。冬の白川郷は雪に覆われた合掌造りが幻想的で、ライトアップイベント(完全予約制)の時期は特に人気。冬こそバスで安心して訪れたい季節です。

組み合わせプランという第3の選択肢

実は「行きはバス、帰りはレンタカー」や「高山まで電車、白川郷までバス、帰りは金沢へ抜ける」といった組み合わせプランも人気があります。特に金沢と高山を両方回りたい方には、高山→白川郷→金沢の一筆書きルートがおすすめです。

濃飛バスは高山〜白川郷〜金沢を結ぶ路線も運行しているので、周遊旅行のプランニングの幅が広がります。レンタカーを高山で借りて金沢で乗り捨てる方法もありますが、乗り捨て料金が発生するため事前に料金を確認しましょう。

高山〜白川郷の高速料金を徹底比較|ETC割引でいくら安くなる?

通常料金1,240円がETCで840円に|約3割の割引

高山西ICから白川郷ICまでの高速道路料金は、通常料金が1,240円です。ETC搭載車なら840円に割引され、約3割もお得になります。さらにETC休日割引(土日祝日)が適用されると590円まで下がるため、週末の日帰りドライブなら片道590円で白川郷まで行けるわけです。

往復の高速料金で見ると、通常2,480円→ETC 1,680円→ETC休日1,180円。これに駐車場代2,000円を足しても、ETC休日なら合計3,180円。4人で割れば1人あたり約795円と、バスの片道料金以下で往復できる計算です。

📌 ぎふ旅手帖調べ|高山〜白川郷の交通費比較(1人あたり)

・バス往復: 5,600円(1人でも4人でも同額)
・車(ETC・平日): 1人=3,680円、2人=1,840円、4人=920円
・車(ETC休日): 1人=3,180円、2人=1,590円、4人=795円
※車の料金は高速代往復+駐車場代2,000円の合計。ガソリン代は含まず

ガソリン代はどのくらいかかる?

高山〜白川郷間は片道約40km、往復80km。燃費15km/Lの普通車でガソリン単価170円/Lと仮定すると、ガソリン代は往復で約900円。高速料金と駐車場代を含めたトータルコストの目安は以下のとおりです。

ETC平日の場合は往復高速1,680円+駐車場2,000円+ガソリン約900円=合計約4,580円。ETC休日なら往復高速1,180円+駐車場2,000円+ガソリン約900円=合計約4,080円。1人で行くとバスよりやや安い程度ですが、3〜4人なら明確にお得です。

深夜割引は使える?|早朝出発の場合の注意点

ETC深夜割引(0:00〜4:00に高速道路を走行)が適用されれば、通常料金の30%引きになります。ただし、高山から白川郷までは約36分の走行距離なので、深夜割引の時間帯に合わせて移動するのは現実的ではありません。

むしろ名古屋方面から高山まで高速道路を使って向かう区間で深夜割引を活用するほうが効果的です。早朝4:00前に名古屋を出発すれば、名古屋〜高山間で深夜割引が使え、朝7:00頃に高山着。そこから白川郷に向かえば駐車場の混雑も避けられる一石二鳥のプランになります。

レンタカーなら高山駅前で借りるのがベスト

電車で高山入りしてレンタカーを借りる場合は、高山駅前の営業所が便利です。トヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズカーレンタルなど主要各社が駅前に営業所を構えています。コンパクトカーなら1日5,000円〜8,000円程度。

白川郷だけでなく、奥飛騨温泉郷や新穂高ロープウェイなど公共交通では行きにくいスポットも回りたいなら、レンタカーの価値は高いです。ただし冬季はスタッドレスタイヤ装着車を指定する必要があるため、予約時に「冬タイヤ付き」を明記しましょう。

日帰りで高山と白川郷を両方回れる?|効率的なモデルプラン

朝イチ白川郷→午後高山プラン|車の場合

車で日帰りする場合のおすすめは「朝イチで白川郷、午後は高山」の順序です。高山市内を7:00に出発すれば、8:00前後にせせらぎ公園駐車場に到着。駐車場の混雑がほぼない時間帯なので、ストレスなく散策を始められます。

白川郷の散策は3〜4時間あれば合掌造り集落の主要スポット、展望台、お土産店までしっかり回れます。12:00頃に白川郷を出発し、高山に13:00前に戻れば、古い町並みの散策やランチにたっぷり時間を使えます。

バスで回る日帰りプラン|時刻表に合わせた3パターン

バスで日帰りする場合は、時刻表に合わせたスケジュール管理が重要です。午前の早い便で白川郷に向かい、3〜4時間散策して午後のバスで高山に戻る王道パターンがおすすめ。

帰りのバスの時間を逆算して行動するのがコツです。白川郷発13:15や15:15の便(高山着はそれぞれ14:05、16:05)を帰りの便に設定し、そこから逆算して散策ルートを組みましょう。集落の散策は2〜3時間あれば主要スポットを回れるので、昼食を含めても4時間あれば満足できる方が多いです。

💡 ぎふ旅メモ

白川郷の観光所要時間の目安は、さくっと回るなら2〜3時間、合掌造りの内部見学や展望台まで含めてじっくり回るなら4〜5時間。昼食の時間も含めると、4時間確保しておくのが安心です。

1泊2日なら高山泊がおすすめの理由

時間に余裕があるなら、高山で1泊する1泊2日プランが断然おすすめです。高山は飛騨牛や朝市など「食」の魅力が豊富で、日帰りだとどうしても駆け足になりがちです。

1日目は高山の古い町並み、高山祭屋台会館、陣屋朝市などをゆっくり散策。2日目の朝にバスか車で白川郷へ向かい、午後に高山に戻って帰路につく——このプランなら白川郷も高山もしっかり満喫できます。宿泊先は高山駅周辺に温泉旅館からビジネスホテルまで選択肢が豊富で、予算に合わせて選べます。

名古屋・大阪・東京から高山までのアクセス

そもそも高山までどうやって行くの?という方のために、主要都市からのアクセスも整理しておきます。名古屋からはJR特急「ひだ」で約2時間20分、車なら東海北陸自動車道経由で約2時間30分。大阪からはJR特急で約4時間30分。東京からは東海道新幹線で名古屋乗り換えが一般的で、合計約4時間半〜5時間です。

高速バスも名古屋〜高山間で運行しており、片道3,000円前後とJR特急(片道6,500〜7,000円程度)より安く済みます。旅のスタイルと予算に合わせて選びましょう。

季節別の注意点|春夏秋冬で変わる移動のポイント

春(3月〜5月)は高山祭シーズンの交通規制に注意

春の飛騨高山は4月14日・15日の春の高山祭が最大のイベントです。祭り当日は高山市街地が広範囲で交通規制され、市内の駐車場も満車が続きます。高山祭と白川郷を同じ旅程で組むなら、白川郷を祭りの前日か翌日に回すのがスムーズです。

4月下旬〜5月は新緑が美しい季節で、白川郷の田植え前後の水田に映る合掌造りが絶景です。ゴールデンウィークは駐車場渋滞が激しいため、車の方は早朝出発を徹底してください。

夏(6月〜8月)は暑さ対策と夕立に備える

夏の白川郷は緑に包まれた合掌造りが美しい反面、意外と暑くなります。集落の散策は日差しを遮る場所が少ないため、帽子・水分補給は必須。7〜8月の午後は突然の夕立が多いので、折りたたみ傘も忘れずに持参しましょう。

夏休み期間中(特にお盆の8月13日〜15日)は駐車場が混み合います。ただし春秋のピーク時ほどの渋滞にはならないことが多く、10:00前に到着すればほぼ問題なく駐車できます。

📜 歴史メモ

白川郷の合掌造り集落がユネスコ世界文化遺産に登録されたのは1995年。「合掌造り」の名前は、急勾配の茅葺き屋根が手を合わせた形に似ていることに由来します。この急勾配は豪雪地帯で雪の重みに耐えるための工夫で、屋根裏の広い空間はかつて養蚕に使われていました。建築と暮らしの知恵が一体となった構造が、世界的に評価されたのです。

秋(9月〜11月)は紅葉渋滞が最大の敵

白川郷の紅葉は10月中旬〜11月上旬がピークで、合掌造りと色づいた山々のコントラストは1年で最も美しい景色です。しかし、この時期は1年で最も駐車場が混雑する季節でもあります。

紅葉シーズンの週末は、10:00の時点で駐車場待ちの列ができていることも珍しくありません。車で訪れるなら平日がベスト。週末に行くなら8:00開場に合わせて到着するか、バスに切り替えるのが賢明です。紅葉の写真を撮るなら、早朝の光が集落に差し込む時間帯が狙い目です。

冬(12月〜3月)はライトアップの予約と雪道対策

冬の白川郷の最大の目玉は、雪に覆われた合掌造りのライトアップです。幻想的な景色は世界中の観光客を魅了しますが、ライトアップイベントは完全予約制で、予約が取れないと会場に入ることすらできません。「冬の白川郷ライトアップは完全予約制と知らず入れなかった」という声は毎年のように聞かれます。

ライトアップの申込みは例年12月頃に翌年の開催日程と予約方法が発表されるので、白川郷観光協会の公式サイトを早めにチェックしましょう。冬の移動は路面状況が読めないため、バスの利用を強くおすすめします。

よくある質問|高山〜白川郷の移動で迷いやすいポイント

Q. 高山から白川郷まで最も安く行く方法は?
A. 3〜4人で車に乗り合わせてETC休日割引を使うのが最安。1人あたりの交通費は795円程度まで下がります。1人旅の場合はバス(片道2,800円)と車(ETC840円+駐車場2,000円+ガソリン約450円)はほぼ同等です。
Q. バスの予約が取れなかった場合の代替手段は?
A. 高山駅前でレンタカーを借りるのが最も現実的な代替手段です。コンパクトカーなら1日5,000〜8,000円程度。2人以上なら割り勘でバス代とさほど変わりません。タクシーは片道20,000円前後かかるため緊急手段と考えてください。

白川郷から金沢へ抜けることはできる?

できます。濃飛バスと北陸鉄道が共同運行する「高山〜白川郷〜金沢線」を利用すれば、白川郷から金沢まで約1時間15分で到着します。高山→白川郷→金沢と一筆書きで移動する周遊旅行は、北陸と飛騨を効率よく楽しめる人気ルートです。

車の場合も、白川郷ICから東海北陸自動車道を北上し、北陸自動車道に入って金沢東ICまで約1時間。このルートは途中に五箇山(富山県)の合掌造り集落もあり、白川郷とはまた違った静かな山里の景色を楽しめます。

白川郷に行くなら何時間必要?

白川郷の観光所要時間は、主要スポットを効率よく回るなら2〜3時間、展望台や合掌造りの内部見学、食事も含めてじっくり楽しむなら4〜5時間が目安です。高山からの移動時間(片道50分〜)を含めると、日帰りでも最低5〜6時間の時間枠を確保してください。

集落内は思ったより広く、展望台(荻町城跡展望台)までの坂道は片道15〜20分かかります。歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

ペットと一緒にバスに乗れる?

濃飛バスではペットの乗車については手荷物規定に基づいて対応しています。小型犬や猫などケージに入れた状態であれば持ち込み可能ですが、サイズや条件に制限があるため、事前に予約センター(0577-32-1688)に確認するのが確実です。車なら当然ペットも一緒に移動できるので、ペット連れの旅行者にとっては車が安心です。

まとめ|高山から白川郷へのベストな行き方は旅のスタイルで決まる

高山から白川郷への移動は、バスで約50分・片道2,800円、車で約40分・ETC840円と、どちらも手軽にアクセスできる距離です。1〜2人の旅行や冬季はバスが安心、3人以上のグループや自由に動きたい方は車がお得と、正解は旅のスタイルによって変わります。

📝 ポイントまとめ

  • 濃飛バスは片道2,800円・約50分。予約制なので事前予約が必須
  • 車は高山西IC→白川郷IC約40分。ETC料金840円、休日割引なら590円
  • 村営せせらぎ公園駐車場は1回2,000円。営業時間8:00〜17:00
  • ピーク時は駐車場渋滞2時間超。10:00前の到着が渋滞回避の鉄則
  • 冬季は雪道リスクがあるためバスが安全。ライトアップは完全予約制
  • 3〜4人のグループ旅行は車の割り勘が圧倒的にお得
  • 金沢への一筆書きルートも可能。周遊旅行の計画にも活用を

まずは旅の日程と人数を決めて、バスか車かを選ぶところから計画を始めてみてください。バスなら「発車オ〜ライネット」か濃飛バス予約センター(0577-32-1688)で予約。車なら出発時間を朝7:00に設定して、白川郷の開場に合わせるのがベストです。高山の古い町並みと白川郷の合掌造り、どちらも一度の旅で楽しめるのがこのエリアの魅力。ぜひ、ストレスのないアクセスで飛騨の旅を満喫してください。

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この記事を書いた人

飛騨高山・白川郷を中心に、岐阜の観光・グルメ・温泉・おでかけ情報を地元案内人の目線でお届けする旅メディアです。古い町並みの食べ歩き、合掌造りの絶景、奥飛騨の秘湯から道の駅めぐりまで、岐阜旅がもっと楽しくなる情報を発信しています。

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